さあ、完璧な(?)状態になって戻ってきたのでダブ子を理解してあげる為にプチツーリングに行く事にしました。
場所は津風呂湖温泉。
休憩しながら下道を2時間、ちょうど良い距離です。
そんなに遠くないので10時30分に自宅を出発し、内環状線を南に下ります。
松原、富田林から千早赤阪村。
それまでは、車が多くストレスが溜まります。
メッシュジャケットを着ていますが、信号待ちをしている時の暑さは地獄です。
千早赤阪村に入ると車の量も減り気持ち良く走れます。
走っているとメッシュジャケットは快適です。
309号線を奈良に向けて走ります。
トンネルを抜け奈良に入りますが、山間部を抜け奈良盆地に入るとは再び空気に熱気が帯びています。
吉野郡は奈良県のなかでも広く、ほとんどが山なんです。
地理的に中途半端な場所なので開発とは無縁で、今でも自然や素晴らしい場所が多くあります。
今回行く、津風呂湖は人工のダム湖で吉野郡の北部で奈良県の生活を担うダム湖です。
津風呂湖温泉はそのダムの手前にある小さな温泉です。
宿泊施設は無く、温泉と食堂があるだけです。
吉野川沿い(正式には紀ノ川。奈良県人は吉野川です。)に走っていると、川沿いで多くの人がバーベキューや川遊びをしているのが見えます。
吉野川から津風呂湖方面に入ります。
車は全くありません。
しばらく、走ると看板が見えてきます。
直ぐに到着です。
自宅からゆっくり走って2時間ですが、高速を使えばもっと早く着けるでしょう。
ここまで来ると涼しくなります。
駐車場には車が2台とボルトが1台なので、ボルトの横にダブ子を停めます。
靴をロッカーに入れ、キーを受付で渡します。
入浴料は700円、タオルとバスタオルは100円。
お金を支払いロッカーのキーを受取ります。
脱衣場で裸になり浴室に行きますが、浴室の扉を開けてビックリ!
思っていたよりもかなり狭いうえに古いだけあってキレイには見えません。
浴室の奥の扉を出ると露天風呂です。
先客がいた為、見るだけにしましたが露天風呂も狭かったです。
ここで長風呂をすると帰りがしんどくなるので、汗を流す程度でお風呂から揚がり食堂へ向かいます。
次は食事です。
おすすめらしき釜飯を注文しましたが、出来上がるまで20分位かかるという事です。
運ばれて来たお膳を目の前にするとお腹が究極に減って来ましたが出来上がりはまだ先です。美味しい物を食べるには我慢です。
お釜から噴き出していた湯気が納まってきました。もう出来上がりです。
山菜が入った釜飯です。
特別に美味しい訳では無いですが普通に充分美味しかったです。
お風呂に入って食事をすると、ちょっと横になりたくなってきました。
広間に移動します。
誰もいません。
広間には枕やタオルケットが用意されています。
ほんと、静かな空間です。
暑くもなく、涼しすぎる事も無く、いい感じです。
しかし、ここで熟睡すると帰りが辛くなるのでうたた寝程度で起き、帰ることにします。
帰りは津風呂湖に寄ってから帰ります。
津風呂湖は小学生の遠足で来て以来です。
湖畔の道を通って、来た時の道に戻りますが平日なので全く人気がありません。
帰りは道の駅河南によってから帰ります。
キレイでお風呂が大きく食事も美味しい温泉と言ったら他にも一杯あるでしょう。
しかし、津風呂湖温泉のあの雰囲気を持っている温泉は多くはないと思います。
また、行って見たいと思わせる雰囲気有ります。