アンコ抜き4(ウレタンスポンジを削る)


これからが本命のウレタン削りです。
ウレタンを削ると細かなウレタンくずが出るので、ブルーシートやピクニックシートを引きましょう。
あと、服装もそれなりの服装でする事をおすすめします。

まずは大まかにノコギリで切り取ります。
この後の削り作業でも同じですが軽い力でやって下さい。
1saw

2saw

力を入れすぎるとウレタンが割れたり欠けたりします。
決めたラインのギリギリを切るのでは無く少し手前を切ります。

下げる部分をカット出来たら次は内腿の当たる部分をカットします。
ただ単に着座面を下げれば良いと言うのではありません。SR400はなぜかフラットなシートなので内腿の当たる部分を削ると大幅に足付きが改善されます。

粗削りが出来ると、木工やすり(ワイヤーブラシ)形を作って行きます。
軽い力で!
とにかく慎重に丁寧に削って下さい。
削れたウレタンくずは払いながら削って下さい。木工やすりの場合はそのくずがウレタンスポンジに絡み割れや欠けの原因になるみたいです。強い力だとその絡みが特にひどくなります。
5files

もし、大きく欠けた場合はボンドで接着します。
この作業でシートの形を作ります。
6hole

ここまで出来ましたら、シートをバイクに戻し、座ってみます。
足着きや内腿の当たり具合はどうでしょう。

不満があれば再び削ります。
慌てずに何回でも合わせながら納得の行くまでじっくりと削ります。

で、納得が出来ましたら、今度は仕上げの削りです。
と言うより、細かいメッシュヤスリで表面をならします。
これで出来上がりです。
7grind

8finish

9finish

ゲルシートや低反発ウレタンを使わない場合はこの後にシートの生地を張ります。

(このアンコ抜きの方法はブログ主の自己流なのでこれを参考にされる方は自己責任でしてください。)

アンコ抜き1(道具)
アンコ抜き2(シートの生地を外す)
アンコ抜き3(削る位置を決める)
アンコ抜き4(ウレタンスポンジを削る)
アンコ抜き5(ゲルシート、低反発ウレタン)
アンコ抜き6(シートの生地を張る)

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