ディスクロックケース 自作レザークラフト


ゼナ・ディクスロック・アラームにはケースが付属していません。

バイクに乗る時には使用しないものなので乗る時はどこかに収納しておかなければなりません。説明書を見るとバッグに入れて持ち運ばずにヘルメットケースなどに入れてくださいと書いてあります。

おそらく、バッグだと他の物が挟み込まれてセンサーを作動させるからではないでしょうか。
1disklock

SR400にはヘルメットケースどころか収納スペースは全くありません。
なので、シートバーに付けるケースを作るしかありません。

私は趣味でレザークラフトをやっているので(我流)レザーのケースを作ります。

このディスクロックの形状はケースが作りづらいので、イメージを何度もしました。そして、それを元にイメージ図を書き必要な部品の展開図を書きました。
14zumen

革以外にベルトのバックルとフタの金具のサシコミが必要です。

ディスクロックのサイズを測り、展開図を元に型紙を起こします。

私はいつもインクスケープと言うソフトを使って図面を書き、厚手の紙にプリントアウトします。
型紙を切り、革に書きこみます。

ディスクロックはかなり重いので厚めの革を使いました。バイクのバッグは黒が多いのでこのケースは生成りの物を使いました。(ただ単に余った革があっただけなんですけど。)

革を切り取ります。
2partis

ベルトのコバをトコノールで磨きます。他の部分は出来上がってからです。
3koba

バンドの尾錠を取り付け、縫います。

出来上がったバンドを本体裏面にボンドで貼り付け、菱目で穴をあけたのち糸で縫って行きます。
4hisime
5nui
6band

側面の革の折り曲げる部分と縫い合わせる部分に線を引き、折り曲げる線を折り曲げローラーで癖をつけます。

前面の革と側面の革を合わせ縫いますが、側面の革が曲がっていくので少しずつボンドをつけ、穴を開け、縫い合わせて行きます。
7sokumen

裏面の革と側面の革も先ほどと同じように縫い合わせて行きます。
8case

さしこみとつまみの革を取り付けます。
最後に内側の金具でディスクロックが傷つかないように金具を隠す革をボンドで貼り付けて出来上がりです。

出来上がったのですが、尾錠が大きすぎたのと、バンドの取り付ける位置が悪かったのでグラブバーの側面に取り付けるのがちょっとしんどいです。
11shippai10side9side0

さて、どうしよう?
後ろに着けてみました。
12back

ハンドルバーに着けてみました。
13font

ん~、ここが無難かな?
暫くはここです。
今度、バンドを交換して改良したいと思います。

ディスクロックケース 自作レザークラフト」への4件のフィードバック

  1. SR乗りです。
    レザークラフト、感動しました!
    私も小物の収納に困っています。
    もし似たようなので余っていたり、趣味でこれから作るようでしたら売っていただけませんか??
    お願いします(>_<)

    • 通りがかりのムースと言います。私もゼナのディスクロック買いましたが持ち運び用のケースが無くて探していました。素晴らしい出来栄えですね。良かったら売っていただけないでしょうか?

      • 投稿ありがとうございます。ディスクロック・ケースは自分用に作ったのであまり出来が良くないんですね。(私の技術が未熟なため)レザークラフトも面白いのでご自分で作ってみてはいかがでしょうか?チャレンジしてみてください。

  2. コメントをありがとうございます。

    今はサイドバッグで気に入ったものが無いために作る計画をしています。
    手間はかかるけどそんなに難しくはないので挑戦してみてはどうですか?
    自分だけのオリジナルな物が出来ると楽しいですよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です