本日は五番札所「葛井寺」です。
下道を走って自宅から30分もかかりません。
前回の施福寺の後にお参りに行こうとしていましたが、施福寺があまりにハードだった為に翌日に疲れを残さないように葛井寺に行くのをやめてゆっくりしました。
「葛井寺」これで「ふじいでら」とは読めませんでした。
藤井寺はもちろん知っていましたけど、「葛井寺」がもともととは知りませんでした。
奈良時代に葛井連(ふじいのむらじ)によって建立され、葛井連の葛井寺から藤井寺になったようですが、詳しくは調べて切れておりません。
葛井寺は近鉄南大阪線藤井寺駅から歩いて直ぐに有ります。今までとは違い街の中のお寺です。
私は大阪内環状を南に下り大和川を越えたところで大和川沿いに藤井寺を目指します。
20分少しで近くまで来たのですが、葛井寺専用駐車場が無くなっています。バイクが停めれないのでとりあえず葛井寺まで行って見ることにします。
ここからは道も狭くなり、しかも路面状態が良くありません。葛井寺の前まで来ましたが、バイクをどこに停めれば良いやら?どこか停めれる場所が無いかぐるぐると走り回りました。路地が狭く神経を使います。
ぐるぐると走り回りましたが、先ほども通った葛井寺の横の何も書いていない空き地に停めて葛井寺の方にここに停めて良いか聞きに走ります。
OKなようです。
これでゆっくり参拝できます。
周りは昔からの住宅街ですが、歴史のあるお寺なので街中でも大きいお寺です。
お参りをしてから、御朱印を頂きます。
葛井寺で珍しいのが、「西国三十三所お砂踏み」と言うのがあります。葛井寺の境内に西国三十三所の観音様が祀られています。それを全てお参りすると三十三所巡礼したのと同じと言う事です。
今の時代では「イヤイヤ、それは」と、思ってしまいますが、昔は巡礼なんて簡単に出来る訳もなく、この様な形で多くの人を救っていたんでしょうね。
藤井寺市は葛井寺以外にも古墳が有るので興味が有る方はそちらも行ってみてください。
私はそちらの興味よりも食への興味が出て来たので、昼食を食べに行きます。
何を選んだかと言うと「かすうどん」です。
最近まで知らなかったのですが、知り合いがかすうどん屋を初めて、それで初めて食べました。
かすうどんとは牛の油かすが入ったうどんで、油かすは南河内地方で昔からの食材です。
牛の小腸を細かく刻んだ物を油で揚げたもので、家庭ではそれをうどんに入れて食べていた様ですが、それをうどん屋として初めてメニューにしたのが、藤井寺に有る「加寿屋」と、言われています。
この近くなので行ってみたいと思います。
藤井寺インターチェンジからすぐの場所です。国道170号線から府道12号線に入ったら左手にあるのですが、加寿屋の建物の手前に大きな看板が立っている為に見過ごしてしまいそうになります。
加寿屋の横にブックオフ藤井寺店があるので、それを目印にしその駐車場にバイクを止めるとよいでしょう。
加寿屋は本当に小さなお店です。
かすうどんとおにぎりを注文します。平日のランチタイムはかすうどんを頼めばおにぎり、かやくごはん、白ごはんのどれかが無料サービスのようです。
あぶらかすと聞くとしつこいように思っていましたが、あっさりとしています。友人の店に比べるとうどんの麺がちょっと味が落ちます。でも、ここの加寿屋は本店で、20店以上店舗展開をされています。
お腹も満たされたところで、帰宅します。
加寿屋の前の道をそのまま西に走り、走りなれた国道309号線に入ると自宅まですぐです。
いつものことなのですが、大阪の道は渋滞が本当に多いです。何とかしてほしいといつも思っています。
次回は我がふるさと奈良のお寺を参ります。