バイク車載のアクションカメラの振動対策 その4


初代のマウントではねじが飛び出ていましたが、それはちょうど合うねじがなかったからです。
しかし、いいものを見つけました。

アルバム用のネジです。
これだと見た目もきれいなので、最適です。
このネジに振動でネジが緩まないように、ワッシャーとばねワッシャーをかまします。

アルバムネジ

そして、ちょうどのいい大きさのスチール(ステー)が、自宅にあったのでそれを張り付け、重さを調整できるようにボルトでワッシャーを数枚固定しました。
おもりの重さを計るのを忘れていましたが、大体80gくらいだと思います。

耐振マウント試作2号

これで、実験してみたいと思います。

===数日後===

全然ダメでした。
その後、重りを増やして試してみましたが、ダメでした。(動画を上げるほどもありません。)

重りのせいか、アイドリング時の揺れは無くなりましたが、ギャップなどでバイクがバウンドした時に上の台も大きく跳ねてしまいます。
その時、バネが引っ掛けているだけなので外れてしまいます。

根本的にダメなような気がします。
サスコンマウントではダートでもぶれないのに、私が作ったマウントではなぜだめなんでしょう。
まったくわかりません。

ばねやおもりの問題だけではない気がしてきました。
上の台が下へ動くときはばねの作用で動きをコントロールできますが、上の台が上へ動いた時は逆にばねに引っ張られて跳ねてしまうのでしょうか?

上へも下へもばねの力が働くようにしたらどうでしょう。
考えました。
2つのアイデアが出てきましたが、この様になったらサスコンマウントを自作すると言うのから離れて行ってしまいます。
サスコンマウントのアイデアをもらって新しいマウントを作るになってしまいます。

しかし、ここまで来て諦めるのも嫌なのでもう少し頑張ってみたいと思います。

バイク車載のアクションカメラの振動対策 その1
バイク車載のアクションカメラの振動対策 その2
バイク車載のアクションカメラの振動対策 その3
カテゴリー: バイク全般 | タグ: , , , , , , , | コメントする

バイク車載のアクションカメラの振動対策 その3


アクリル板とねじ、そして引っ張りコイルばねをホームセンターで購入しました。
カッター、接着剤を合わせても3,000円ほどです。

アクリル板は5㎜
ねじは4㎜×80㎜
引張りコイルばね
カメラマウントのねじはW1/4
カメラを固定するためのねじは100円均一で売っている三脚のカメラ固定ねじを使います。

耐振マウント材料

アクリル板を切ります。
アクリルカッターで切るというよりひっかいて削るのですが、厚さが5㎜あるのでなかなか切れません。
ある程度、溝が出来たら力で割るのですが、溝が浅すぎたために端っこが欠けてしまいました。
各パーツが出来たら、バリを紙やすりで削っていきます。
その後は穴をあけボルトを通して組み立てです。
と、書いたら簡単ですが、実際は5㎜厚のアクリルを切るのは手間がかかります。

これをバイクに取り付け実験です。

動画を見ていただけたらわかると思うのですが、このままでは全然だめです。
ただ、作っただけなので、これから調整が必要になると思います。

調整とはまず、おもりを載せてカメラの台を重くすることと、ばねの強さです。
また、実験をしてここに書き込みたいと思います。

追記
ネットで、サスコンマウントに似た商品を見つけました。
自転車用に作られたマウントです。
ドッペルギャンガー・サスペンションマウント

アマゾンでの星は多くないですね。

 

バイク車載のアクションカメラの振動対策 その1
バイク車載のアクションカメラの振動対策 その2
バイク車載のアクションカメラの振動対策 その3
カテゴリー: W800, カスタム, バイク全般 | タグ: , , , | コメントする

バイク車載のアクションカメラの振動対策 その2


現在、サスコンマウントを手に入れることはできません。
ならば、自分で作ろうではないか!

Do it yourself!!

ネットの写真でサスコンマウントを見ると、もともと、コンデジ用に作られたのか横長です。
しかし、HRD-AS50は縦長なので、それに合わせた形に変更。

一番問題なのは素材を何にするかです。
木材で、似たようなものを作った方がいるようですが、失敗に終わったと書いてありました。
確かに木材は加工が楽ですが、どうでしょう?
コンパクトで、それなりの強度で加工し安いとしたら、アクリル板で作るのがいいでしょう。

サスコンマウントと同じようなアルミを削り出して作れれば見た目もいいのですが、アルミの加工は素人には難しいですし、プロに頼むとお金がかかる。
その上、まだ成功するとは限らないので、やっぱりアクリル板で加工します。

かんたんな図面を作ることにします。
と、言ってもちゃんとした図面はかけません。

ましてや、物理学(?)や力学を勉強したのではないので、理論に基づいた設計なんてできません。
感覚で設計します。
しかし、感覚だけでは心もとないので、いろいろとネットで調べました。

今まで防振装置を作られているのを見ると、圧縮コイルばね(またはそれに類するもの)を使っておられます。
サスコンマウントは引っ張りコイルばねなのでそこに何か違いがあるのではないでしょうか?

ネットでとある説明を見つけました。(URLを忘れてしまいました。)
「2Lのペットボトルを両手に持ってジャンプすると、何も持っていないときに比べジャンプができない。それは重さのあるものはその場にいようとする力が働くからである。」

この説明が頭から離れません。
と、いう事はカメラの台にある程度の重りを載せれば振動に対して有効なのではないか?

今まで多くの方が作ってきた振動防止装置のように、カメラを備え付けた台の下に圧縮ばねを使った場合は、カメラの台に重りを載せた場合、ばねが縮みすぎてばねの可動域が小さくなる。
ばねをその力に負けないようにばねを強くしたら、カメラの台が動こうとする力を打ち消してしまう。
小さな振動にはこれでも問題は無いと思いますが、大きな振動には効かないのでは無いかと考えます。
さて、この考えが合っているのかはわかりません。

これらを考えると、重要になってくるのが重りの重さとばねの強さです。
これに関しては実験をしてみないと分かりません。

で、書いたのがこの図面です。

耐振マウント図面

ばねは1つにしています。
そして、縦長です。

実際に制作してみましょう!

バイク車載のアクションカメラの振動対策 その1
バイク車載のアクションカメラの振動対策 その2
バイク車載のアクションカメラの振動対策 その3
カテゴリー: バイク全般 | タグ: , , , , , , , , | 2件のコメント

バイク車載のアクションカメラの振動対策 その1


私のバイクにはドライブレコーダーを付けているのですが、スクリーンの内側に付けているために、映像がキレイではありません。
何かあった時として付けたので映像の良し悪しは考えておらず、ツーリングに行った時も思い出として観れればと思っていましたが、やはりキレイな映像を記録したいと思いだしました。

そこで、バイクでの走行映像を撮る為にソニーのアクションカム「HDR-AS50」を買いました。
以前にテストを兼ねて、和歌山県の白崎海洋公園に行ったのですが、振動がひどく映像を長時間見ていられません。
それもそのはずで環境が悪かった。

まず、バイクはカワサキ・W800、バーチカルツインでバイクとしては振動が多い。
アクションカムの設置はミラーの根元にハリケーンのクランプバーを取り付け、そこにハンドルバーをはめアクションカメラをマウントしました。
もともと振動の多いバイクにクランプバーでカメラをマウントしたために、アイドリング時の揺れも大きい。その上、走行時の振動もあります。
とりあえず、ハンドルマウント固定のラバーを防振ゴムに変えたら治まるのではないかと考え、いろいろと探しました。
そして見つけたのは和気産業の「ハネナイト」です。

映像は無いですが、あまり変わりないですね。

ハンドルにそのままマウントしていれば、効果があるのかもしれないですが、クランプバーを噛ましているのであまり変化は見られません。
アイドリング時の状態を見ればクランプバーが大きく揺れています。
クランプバーに穴が開いているのでそこからステーでどこかに固定すればクランプバーの揺れが少しでも収まるのではないかと考えました。
いかし、クランプバーから固定するところが見当たりません。
ステーが使えないので、ワイヤーで固定するしかありません。

ハンドルマウント

なんか振動対策を考えねばとネットを見ていると、自作で耐振マウントを作っておられる人もいます。
単純にケースを作り、低反発素材を内側にセットする方、ラジコンカーのサスペンションで振動を吸収させようとする方。
マグネットでサスペンションを作る方など様々ですが、いまいちピンときません。
なぜかと言うと、振動でもいろんな振動があると思うのです。

私のダブ子(W800)でいうと、アイドリング時の振動、走行中の振動、ギャップなどを踏んだ時の振動。
つまり、大きな振動と細かい振動があると思うのです。

大体の方が作っておられる耐振装置は細かい振動は吸収してくれると思うのですが、大きな振動を吸収出来るようには思えません。
私も最初は他の方々と同じようなことを考えていたのですが、ある映像を見てから考えが変わりました。

それはサスコンマウントの映像です。

荒れたダートでも全然ゆれていません。
しかし、他のサスコンマウントの映像を見ると、振動している方の映像もあります。

サスコンマウントとやら何ぞや?

現在は販売されていないようですが、ワンオフで作られたものをヤフオクで販売されたようです。
アクションカメラが一般的ではなかった頃のようで、デジカメを取り付ける為に横長の形状になっています。
いままでの振動防止とは考え方が違うようです。
いわゆる、そば屋さんの出前機の構造に近いのではないでしょうか?

大きな振動と細かな振動両方、防ぐことはできるのではないかと思います。

ん~

これをアイデアにソニーのアクションカムに対応したものを作れないか?
形状は難しくはなさそうです。

何とか自作してみることができるんではないかと思案します。
ダメもとで挑戦してみましょう!

バイク車載のアクションカメラの振動対策 その1
バイク車載のアクションカメラの振動対策 その2
バイク車載のアクションカメラの振動対策 その3
カテゴリー: バイク全般 | タグ: , , , , , , , , | コメントする

アクションカムを買ったぞ!その4(テスト編)


アクションカムを取り付けたのでその感想を書いてみたいと思います。

先日、白崎海洋公園に行った時にテストも兼ねていたのですが、あまり考えずに行ったので走行の映像は良いものではありませんでした。
気になった事、反省、修正が必要な事などを書いてみたいと思います。

アクションカムの設置場所は2か所。
ヘルメットマウントとハンドルバーマウント

ハンドルマウント
マウント1


ハンドルバーマウントと言っても、ダブ子のハンドルバーはスマホにUSB電源などついている為に、アクションカムを付ける場所はありません。
それにハンドルバーマウントだと、ウインドスクリーンが入り込んで、見にくくなります。

それで、ハリケーンのクランプバーをミラーの根元に付け、そのクランプバーにハンドルバーマウントを付け、アクションカメラを設置しました。
撮影の位置的には満足なのですが、W800のミラーを振動はメーカーも認めるくらいひどいのです。(ミラーの振動対策がされています。私のタブ子は初期型の為に振動対策はありません。)

とりあえず、映像がありますので見てください。


アイドリング時の揺れがひどいのは、クランプバーが揺れているからではないでしょうか?
走り出すと、大きな揺れは無くなりますが、今度は振動で細かく揺れます。

何らかの振動対策を考えなければなりませんね。

もう一つのマウントはヘルメットマウント。
こちらは頭に付けているので、振動には全く影響しません。
しかし、取り付けのミス(?)と、言うか角度が下がって取り付けていました。
路面中心の映像になってしまっています。

直立時にスマホで確認しただけなので、走行時の映像は確認していませんでした。
上下の角度調節は簡単にできるので、さしたる問題ではありません。

それから、気になったのが「風切り音」
これも、対策を考えることにします。

あと、映像を見るとレンズの歪みが気になります。
私はカメラの事にあまり詳しくは無いですが、なんとかならなかったのでしょうか?

総合的にはソニー・HDR-AS50は使いやすいアクションカムだと思います。
そこそこ、画像もキレイだし、一番は安い。
今後、振動対策と風切り音対策を考えていきたいと思います。

アクションカムを買ったぞ!その1(購入編)
アクションカムを買ったぞ!その2(装着編)
アクションカムを買ったぞ!その3(ハンドルマウント)
アクションカムを買ったぞ!その4(テスト編)

アクションカムを買ったぞ!その3(ハンドルマウント)


もう一つの考えとはハンドルに固定することはできないか?
ドライブレコーダーがあるので正面の映像は撮る事はできるのですが、古い為にいかんせん画質が落ちるのです。

ただし、ハンドルにマウントするときの条件として少し高めの位置に着けたいのです。
ハンドルにそのままマウントするのではなく、ホルダーを噛まして高さを稼ぎたい。
ハリケーン・バイク・ハンドル・クランプバーと言うのを見つけました。

ミラーの根元にクランプバーを取り付け、バーにカメラホルダーを取り付けて、そこにアクションカムを固定すればいいと考えました。


思ったようになるか心配でしたが、実際に取り付けるといい感じです。

ハンドルマウント

問題は振動です。

W800なので若干振動が強い為にぶれるのではないか?
HDR-AS50は手振れ防止機能が付いているのですが、どれくらい機能するのかやってみなければわかりません。
これで、正面の映像、横の映像も撮る事が出来るとかなり映像のバリエーションが増えます。

実際の映像がどのようになるかは今後、報告します。

アクションカムを買ったぞ!その1(購入編)
アクションカムを買ったぞ!その2(装着編)
アクションカムを買ったぞ!その3(ハンドルマウント)
アクションカムを買ったぞ!その4(テスト編)

アクションカムを買ったぞ!その2(装着編)


届きました!

ソニー アクションカム HDR-AS50
と、専用ヘルメットマウント


真四角な箱のパッケージになっています。収納がしにくいですね。
マニュアルもかなり簡素になっていて、使い方はネットを見ろ!と、いう事です。
本体も防水ケースに入っていたので、取り出し方が分からず、壊さないか焦ってしまいました。

HDR-AS50

とりあえず、電源をON!
ビープ音がでかい!

本体の使い方は感覚的に使えるのですが、設定を変えるとなるとネットを見なければわかりません。
ヘルメットマウントの説明書もかなりの言葉足らずで、分かりにくい!
Youtubeで取り付けを説明されている方がいるのでそれを参考にしました。

ヘルメットマウント

ヘルメットにマウントを着けるのですが、その前に必要なものがあります。
パーツクリーナーを買ってこなければなりません。

安い物もあるのですが、プラスチックにも使えるKURE パーツクリーナー プラスチックセーフにしました。ちょっと高いですが、いろいろと使えそうなのでこれにしました。

マウントの接着面に汚れや指紋が着いていると剥がれやすくなるので、マウントを張り付ける前にパーツクリーナーで汚れを落としておきます。

私が使っているカブトのヘルメットはデコボコがある為に取り付ける位置が限られてきます。
そんな時に便利なのがスマートフォン用無料アプリのPlayMemoriesです。
スマホでリアルタイムに映像を見ることができるので、取り付け位置が良いか映像を見ながら確かめられます。
ライブビューリモコンがセットの場合はリモコン画面を見ながら取り付けができます。

マウント

マウント1

マウント2

いろいろと位置を合わせてみましたが、ヘルメットの一部が映り込んでしまいます。
Youtubeにアップされている動画を見るとヘルメットの右側に取り付けた場合、ほとんどの人がヘルメットの一部が映り込んでいます。仕方がないですね。

接着マウントに脱落防止用のリーシュコード繋いでリーシュコードの接着面はヘルメット後ろ側に着けます。
もう一つ、コードが付いた部品がありますが、いまいち何の部品か分かりません。

ドローコード2

ドローコード1

説明書を見るとバックルロックプラグと言うもので接着マウントと装着バックルの間に差し込み固定する部品のようですが、差し込む隙間が小さい為に最後まで差し込むことができません。
ネットを見ると他の方も同じようです。

これで取り付けることが出来ました。
しかし、私はもう一つ考えがあります。

つづく

アクションカムを買ったぞ!その1(購入編)
アクションカムを買ったぞ!その2(装着編)
アクションカムを買ったぞ!その3(ハンドルマウント)
アクションカムを買ったぞ!その4(テスト編)

アクションカムを買ったぞ!その1(購入編)


長い梅雨がやっとあけ、車検も無事通しましたが、全然走りに行っていません。
梅雨の中、憂さ晴らしのためにアクションカムを買ってしまいました。

私のダブ子にはドライブレコーダーが付いています。http://wazgood.info/rider/?p=1182
バイク用は当時高かったために、車用のドライブレコーダーを付けました。
防水仕様にはなっていないですが、ウインドスクリーンの内側に付けたので少しの雨では濡れることもなく、大丈夫です。

以前に九州弾丸ツーリング(http://wazgood.info/rider/?p=1207)に行ったときのドライブレコーダーの映像は編集してアップしています。http://wazgood.info/rider/?p=1316

決してきれいな画像ではないですが、思い出を残すという点では十分満足しています。
しかし、1点残念なことがあります。

ドライブレコーダーがライトの上に固定されているために、九州の素晴らしい風景が録画されていないのです。
草原の間を走るのですが、目線では雄大な草原の風景が見えていましたが、ドライブレコーダーでは目線が低い為にその風景が映っていません。

もう一台、ヘルメットにカメラが付いていれば、いろんな視点で映像が録画できるのでは?
と思い、以前からアクションカムの購入の検討をしていました。

中華製の物も検討をしていたのですが、やっぱり不安があります。
流行のGo-proも考えたのですが、高いですね。

なかなか、良いものが見つからず購入には至っておりませんでした。
そんな中、ソニーがやってくれました。

HDR-AS50
機能と価格を考えると、一番ではないでしょうか?

ヘルメットにカメラを付けたいのでGo-proでは変な見た目になります。しかし、HDR-AS50はスマートに取り付けることができます。

実物を見にヨドバシカメラにも行きましたが、軽く、使いやすそうです。
決めました。

価格.comでぽちり!
ヘルメットマウントも一緒に買いました。

つづく

アクションカムを買ったぞ!その1(購入編)
アクションカムを買ったぞ!その2(装着編)
アクションカムを買ったぞ!その3(ハンドルマウント)
アクションカムを買ったぞ!その4(テスト編)