USB電源アダプターとiphoneホルダー


ダブ子(W800)を買って一番最初に手を付けたのが、SR400にも付けていたUSB電源アダプターとiphoneホルダーです。

SR400にはシングルのUSB電源アダプターを付けていましたが、ダブ子には今後のことを考えダブルのUSB電源アダプターを付けることにしました。

USB1

iphoneホルダーは以前の物をそのままの使いましたが、USB電源アダプターは新しく買いました。
なぜかと言うとダブルのUSB電源アダプターにはキーに連動したリレーが付いており、配線がバッテリーから直接取れる為に配線が楽なんです。

以前はヘッドライトから電源を取ったのですが、今回はバッテリーの+と−にそれぞれ線をつなぎ、リレー用の線をクラクションのヒューズにつなぎました。
その為にヒューズの蓋が閉める事が出来なくなりましたが、ビニールテープで水が入らない様に蓋を留めました。

USB

SR400の時より超簡単に配線が出来ました。ただ、タンク下に線を通したので温度がどうか心配ですが、タンク下にはその他にも線が通っているので大丈夫でしょう。

これでiphoneのナビを使う事ができます。

W800 とりあえずインプレッション2


W800 とりあえずインプレッション2 つづきです。

エンジン

W800の排気量は773ccでW650は675ccなので98ccのエンジンアップです。 150ccではないんですね。
それやったらW750でもええんちゃうのと思ってしまうのですが、切り上げた排気量を名前にするのが普通でW650の方が珍しいと言う事です。 でも、おじさん世代としては「ナナハン」と言う響きには憧れを感じてしまいます。

ちなみにSR400の排気量は399ccなので約倍の排気量のバイクに乗り換えた事になります。

最高出力 W800 / 35kW(48PS)/6,500rpm  SR400 / 19kW(26PS)/6,500r/min
最大トルク W800 / 62N・m(6.3kgf・m)/2,500rpm SR400 / 29N・m(2.9kgf・m)/5,500r/min

私はあまり詳しくないのでこのデータをみて約倍やな!と言うくらいしか感想はありませんが、ネットでよく言われているW800は最大トルクの回転数がとても低い事は分かります。
低い事が良いようには書かれていませんが、実際にツーリングに行くと走っている時は2000回転から3000回転でしか走っていなかったので2500回転で最大トルクが効くと言うのは理にかなっているのではないでしょうか?

140km、150kmを出すならばもっと高い回転数の方がいいのでしょうが、W800はゆっくり走るバイクなので十分です。
たしか80km/hでも3000回転くらいだったと記憶しています。

高速走行

私はバイクが好きなくせにスピード恐怖症です。
SR400に乗っている時は70km/h出すと怖くてなりませんでした。
さて、W800はどうか? どうかと言ってもそんなにまだスピードは出していませんが、実際に走ってみると90km/hになると怖くなって来ました。
60〜70km/hで走っているのが一番気持ちがいいです。 80km/hでの巡航は緊張です。(あくまでスピード恐怖症の私の感想なのでW800の性能とは関係ないので。)

70km/hで巡航している時に追い抜きをしましたが、ストレスなく追い抜きをすることが出来ました。
ただ、80km/hで巡航している時や、加速をする時に身体に当たる風はきついです。ウインドスクリーンは絶対に必要ですね。

大型バイクでは仕方がないのですがエンジンからのは熱はやっぱり辛いです。
熱いのが嫌やったら乗るなとネットに書いておる人もいますが、W800で気になったのが右側のあしがやたらと熱いんです。

もちろん走っている時はどうも無いですが、信号などで止まって右足をステップに乗せていると、とクランクケースからの熱で右足だけが熱くなるんです。ですから、止まっている時はついつい右足を地面に着いて左足をステップに乗せています。
走っている時、ステップの足を挟み込むようにする為にクランクケースに靴があたり、熱のためにクランクケースに汚れ(?靴の色?)が付きます。
それがまた落ちない。 なんかいい解決方法はないでしょうか?
クランクケース汚れ

その他、細かい点ですが気付いた箇所があります。

ステップのゴムの端っこがちょっと盛り上がっているんですね。
ステップから足を外す時にズボンの裾が時々引っかかります。まだ、それで転けたことはないですが、いずれ立ちゴケをしてしまいそうです。
ステップ

ハザードのボタンがSR400とは違います。
ハザードを着ける時は押せばいいのですが、消す時は引かなければなりません。
SR400だと消す時も押すんですけどカワサキ全般にこんな作りなんですかね。
ハザードスイッチ

W800のオドメーターがデジタルです。って、今は当たり前なんですが私が乗っていたSR400はアナログだったので嬉しいんです。
しかも、時計が付いている。
ただ、欲を言えばトリップメーターとオドメーターと2段表示だったらもっと良かったんですけど。
メーター

これも他のバイクはどうかは知りませんがシートを外す時に鍵だけで外せるのは便利ですね。
SR400はネジ止めなのでシートを外すのに不便でした。
シート鍵

クラッチ、ブレーキレバーに距離のダイヤル調整が付いているの嬉しいです。
ダイヤル

いいことばかり書きましたが、難点はサビです。
3年落ちを中古で買ったのですが、サビが所々で出ています。特にマフラーの固定部。
これは前所有者の扱いが悪いのか、カワサキだからなのかはわかりませんが、カワサキはサビが出やすいと言う事ですので手入れを欠かさないようにします。
マフラーさび

最後にW800はゆったりと走ろうと思っている人にはうってつけのバイクです。
普段使いにもできるし、ツーリングに行っても余裕のあるエンジンで走っていて気持ちがいいです。
W1の血を受け継いでるので優越感も感じられ、先に書いた私の希望を叶えてくれています。

SR400に乗っていた時よりも、バイクに乗りたくてうずうずしています。

W800とりあえずインプレッション1

W800 とりあえずインプレッション1


W800 とりあえずインプレッション1

まだそんなに走ったわけではないのですが、とりあえずインプレッションを書いてみたいと思います。

まずはなぜW800を選んだか? 以前にも書きましたが、私はSR400に乗っていてスピードを出すとすごく不安感を感じていました。

大型免許を取ったのを機に乗り換えを検討し初め、大型に乗る上で重視した点がいくつかあります。

1、街乗りと遠出、両方使えるバイク でかすぎると街乗りにはしんどいかな。ちょっとコンビニまでとかの使い方が出来る大きさ。 ですから600cc~1000ccまでを考えました。

2、長く乗っていて飽きないバイク これから先、おじさんにとってはころころと乗り換える訳にはいかないので、長く乗れると言うのは重要です。

3、ネイキッド出来ればクラシックタイプ SR400に乗っていたのもあり、クラシックタイプが好みです。 クラシックタイプにいいものが無ければネイキッドかな。

4、出来れば安くて、そんなに古いものでない。

この条件を満たすとなると選択肢がW650、W800、CB1000しか残ってこないんですね。 友人がW650に乗っていたので乗せてもらった所、非常に乗りやすいし、スピードを出しても安定性がある。(SR400に比べ) それにCB1000は燃費が悪い。

そんなわけでW800を選びました。

W8002

スタイリング

クラシックタイプのバイクが好みです。 これだと目立つし、古臭いデザインなので長年乗っていても飽きが来ない。 でも、本当はデザイン的にはSR400が好きなんですね。 これからはカワサキなんですが、もともとはヤマハのデザインが好きなんです。 ですから、昔あったヤマハSRV250のでっかいのがあったら良かったんですけど。 MT-07もいいんですけど、SRV750なんて出してくれないですかね。 と、言ってもこのダブ子(私のW800の愛称)には愛着がもうすでに出てきていますし、気に入っている点も多いんです。

車体の大きさ

大排気量になると車体も大きくなるし、最近では250ccや400ccのバイクでも車体は大きくなってきていると思います。 街乗りも出来、遠出もできる事を考えるとW800の車体の大きさはベストではないかと思われます。 大型初心者でも扱いやすい大きさです。ただ、大型に見られないのが難点ですかね。

重さと取り回し

重さは216kg、SR400が174kgなので42kg重くなった事になります。 SR400も400ccにしては軽い方なのですが、W800はSR400と比べても極端に取り回しが辛くなったようには思いません。(でも、重いのは重いですが。) センタースタンドかけなんかはW800の方が楽なような気がします。 ですので初心者でも扱いやすいバイクだと思います。

足着き

シート高は790mmでSR400も同じ高さでした。しかし、W800の方が幅があるのか足のつきが若干悪いように思われます。 私は身長が低い為(162cm)に両足を着こうとすると足先が少し着くくらいです。 停車時にお尻を半分くらいずらせば片足はべったりと着く事が出来るので、なれればこのままでも問題はありません。 でも、安心感が欲しいのでダブ子のシートもアンコ抜きを検討しています。

足着き

ライディングポジション

W800のハンドルの高さはW650のローハンドル仕様の高さと同じになっていますが、私は身長が低いためかさほど低さは感じません。SR400の時のハンドルの遠さも感じません。 足が短い分ニーグリップした時に膝が当たるタンクの位置が手前なのでニーグリップがしにくいなと感じます。(普通の足の長さの人ならニーグリップはし易いんではないでしょうか。) ステップの位置は何か違和感がありますが、これも慣れれば問題は無いと思います。 トータルで見るととても乗りやすいライディングポジションになっています。 長距離を走っても疲れにくいのではないのでしょうか。

クラッチ

クラッチの重さは私にとっては最重要課題です。 と、言うのもSR400に乗っている時はクラッチが重い為にすぐに手が痛くなり、ツーリングに行くと帰りにはクラッチも握れなくなるほどでした。 W800のクラッチは軽く快適です。 先日のマキノ高原のツーリング(往復260km)でも、帰って来ても手が痛くなる事はありませんでした。

振動

W800の振動はネットを見ていると色々と書かれています。 しかし、私はSR400に乗っていた為、W800の振動は全く辛くありません。逆に、このくらいの振動がある方がバイクらしくて乗っていて楽しく感じられます。 それにミラーの振動の事が良く書かれていますが、それほど気になるほどではありません。 まだ、そんなにスピードは出してはいませんが、80km/hでも車種の判別は出来ませんが、振動があるからと言って不便には感じませんでした。 振動よりもミラーの幅が狭いのか視認性が若干悪いのが気になりました。

燃費

W800のタンク容量は14 Lで、燃料ランプが点いてすぐに給油すれば約10Lの補給になりました。 で、マキノ高原までのツーリングでの燃費は24.7km/Lでネットで調べると長距離を走った割には若干悪いような気がします。 おそらくそれは私の走り方が悪いのだと思われます。(それに渋滞も結構ありましたし、) SR400に乗っていた時はまめにシフトチェンジをしていたのでそのくせでちょこちょことシフトアップ、シフトダウンをしてしまいます。 W800はトルクがある為にそんなにシフトチェンジをしなくても走れるみたいなのでその様な走り方をすれば燃費も伸びるだろうと考えています。

2へ続く

マキノ高原・ツーリング


今回はロングツーリングです。
目的地はマキノ高原、メタセコイヤの並木道です。
なぜこの場所を選んだかと言うと、昨年に友人達がマスツーリングで行ったからです。
私は平日しか休みを取れないので行けずに残念な思いをしました。
だから、ダブ子を買ったら行こうと思っていたのです。

マキノ高原マップ

朝7時出発しようと思っていたのですが、ダラダラとしてしまい出発したのは9時前です。
内環状線を北へ走ります。今日の内環状線は車は多いものの渋滞する事もなくスムーズに走れます。

門真から1号線に入ります。
所々で渋滞に引っかかります。
なんで、こんな道で渋滞するのと言うくらいの渋滞です。
寝屋川、交野、枚方、伏見を通り山科へ入ります。

携帯電話のY!カーナビを使って走っているのですが山科へ入ってから大変でした。
ルート通り走っていると、旧道の抜け道なのか住宅街の細い道になって来ます。

大渋滞!
トロトロとしか動きません!暑いです。
と、思っているとあまりの暑さで携帯電話がダウン。
そりゃそうでしょ。
動かないためにエンジンからの熱に上からの日光。

地図を持ってきていない為にこの先どう走ればいいのかわかりません。成り行きに任せるだけです。
走り出せば携帯電話も冷やされて復活するでしょう。

やっとの思いで抜け出しました。
道路案内を見て大津方面へ向かいます。

西大津バイパス
湖西道路
志賀バイパス
西近江路
高島バイパス
湖北バイパス

高速道路の様な自動車専用道路、二車線一車線あり。
一般道になったり忙しい路線です。
それがいきなり大渋滞になるんでもう走っていて嫌になってきます。
車のナンバーを見ると滋賀は当たり前ですが、福井、石川ナンバーも見られます。
お盆休みの帰省でしょうか?
途中で引き返そうかと思います。

湖北バイパスを走っていると、マキノ高原の案内看板が現れます。
インター(?)を降りて左に曲がります。
全く車も人もいません。
気持ちよく走れます。

マキノピックランドが見えてきます。
マキノピックランドは観光果樹園で、農産物の販売や果物狩りができます。

その前を通り過ぎると、メタセコイヤ並木の道になります。もうしばらく走ると、マキノ高原に到着します。
冬はスキー場で夏場はキャンプ場になります。
宿も周りにある為に学生の合宿に利用され大学名が入ったシャツを着た人が歩いています。
ここは写真だけ撮って戻ります。

マキノ高原

メタセコイヤ並木の中にバイクを停めて写真を撮ります。
たまに車が通るので注意をします。

メタセコイヤ並木とW800

そして、先ほど前を通り過ぎたマキノピックランドに行きます。
一人なので果物狩りもせずに休憩だけです。
農産物の販売所を出ると雨がポツポツと。
空を見上げるとここだけ雨雲があるようなので、そのまま出発します。

同じ道を通って帰路につきます。
湖北バイパスに乗ると雨が少しきつくなってきたので、道の駅しんあさひ風車村の標識が見えたのでそこに避難する事にしますが、バイパスを降りてもありません。
結構離れています。

風車村に着くとあめは上がりました。
休憩だけして、また戻ります。

風車村

バイパスに入るとまた雨が降ってきましたが前方を見ると晴れています。
雨の中を走るのは嫌ですがそのままの走ります。

来る時よりは渋滞は少ないです。
順調に走り山科へ入りますが、来る時とは違うルートです。
渋滞状態でルートを変えているのかな?

京都の五条を通るルートです。
西本願寺の前を通り、朝来た道へ走ります。

家に到着したのは7時前。
10時間の旅でした。
休憩も入れて片道4時間半、往復9時間殆ど走りっぱなしでした。
距離は260キロ。
燃費は24.7km/l。
長距離を走ったのでもう少し伸びて欲しかったですね。

津風呂湖温泉(プチツーリング)


さあ、完璧な(?)状態になって戻ってきたのでダブ子を理解してあげる為にプチツーリングに行く事にしました。

場所は津風呂湖温泉。
休憩しながら下道を2時間、ちょうど良い距離です。

津風呂湖温泉マップ

そんなに遠くないので10時30分に自宅を出発し、内環状線を南に下ります。
松原、富田林から千早赤阪村。
それまでは、車が多くストレスが溜まります。
メッシュジャケットを着ていますが、信号待ちをしている時の暑さは地獄です。

千早赤阪村に入ると車の量も減り気持ち良く走れます。
走っているとメッシュジャケットは快適です。

309号線を奈良に向けて走ります。
トンネルを抜け奈良に入りますが、山間部を抜け奈良盆地に入るとは再び空気に熱気が帯びています。
吉野郡は奈良県のなかでも広く、ほとんどが山なんです。
地理的に中途半端な場所なので開発とは無縁で、今でも自然や素晴らしい場所が多くあります。

今回行く、津風呂湖は人工のダム湖で吉野郡の北部で奈良県の生活を担うダム湖です。
津風呂湖温泉はそのダムの手前にある小さな温泉です。
宿泊施設は無く、温泉と食堂があるだけです。

吉野川沿い(正式には紀ノ川。奈良県人は吉野川です。)に走っていると、川沿いで多くの人がバーベキューや川遊びをしているのが見えます。
吉野川から津風呂湖方面に入ります。
車は全くありません。

しばらく、走ると看板が見えてきます。
直ぐに到着です。

津風呂湖温泉案内

自宅からゆっくり走って2時間ですが、高速を使えばもっと早く着けるでしょう。
ここまで来ると涼しくなります。

駐車場には車が2台とボルトが1台なので、ボルトの横にダブ子を停めます。

津風呂湖温泉玄関

靴をロッカーに入れ、キーを受付で渡します。
入浴料は700円、タオルとバスタオルは100円。
お金を支払いロッカーのキーを受取ります。

脱衣場で裸になり浴室に行きますが、浴室の扉を開けてビックリ!
思っていたよりもかなり狭いうえに古いだけあってキレイには見えません。
浴室の奥の扉を出ると露天風呂です。
先客がいた為、見るだけにしましたが露天風呂も狭かったです。

津風呂湖温泉浴槽

ここで長風呂をすると帰りがしんどくなるので、汗を流す程度でお風呂から揚がり食堂へ向かいます。

次は食事です。
おすすめらしき釜飯を注文しましたが、出来上がるまで20分位かかるという事です。
運ばれて来たお膳を目の前にするとお腹が究極に減って来ましたが出来上がりはまだ先です。美味しい物を食べるには我慢です。

温泉釜飯

お釜から噴き出していた湯気が納まってきました。もう出来上がりです。
山菜が入った釜飯です。
特別に美味しい訳では無いですが普通に充分美味しかったです。

お風呂に入って食事をすると、ちょっと横になりたくなってきました。
広間に移動します。
誰もいません。
広間には枕やタオルケットが用意されています。

ほんと、静かな空間です。
暑くもなく、涼しすぎる事も無く、いい感じです。
しかし、ここで熟睡すると帰りが辛くなるのでうたた寝程度で起き、帰ることにします。

帰りは津風呂湖に寄ってから帰ります。
津風呂湖は小学生の遠足で来て以来です。
湖畔の道を通って、来た時の道に戻りますが平日なので全く人気がありません。

津風呂湖ダム

帰りは道の駅河南によってから帰ります。

河南道の駅

キレイでお風呂が大きく食事も美味しい温泉と言ったら他にも一杯あるでしょう。
しかし、津風呂湖温泉のあの雰囲気を持っている温泉は多くはないと思います。
また、行って見たいと思わせる雰囲気有ります。