バイクで西国三十三所巡礼12(四番札所施福寺2)


目指せ、施福寺

 

山道に入って直ぐにこんな看板が有りました。

実を言うと帰りに気がついたのですが、看板の横の石標に「八丁」と刻まれています。

途中にも後どのくらいか石標が有ります。

石票

石票

 

因みに「一丁」は109m、「八丁」なので872m。

1キロ有りません。

「1キロ無いやん。楽勝!」なんて、私は思いません。

成人男性の場合、1キロ歩くのに12分30秒(不動産法)。

「八丁」だと、約11分ですね。

それが30分かかるんです!

石票2

 

歩き始めて5分でわかりました。

心臓は「バクバク」、息は「ゼイゼイ」、汗は「じっとり」

普段、全く運動をしない小デブの私には「キツイ!」

ここまで来て、帰る訳にはいかない。我慢して歩きます。

施福寺

施福寺

 

何とか楼門まで辿り着きました。一礼し楼門をくぐります。

休憩所が!助かりました。心臓が落ち着くまで水分を摂り、休憩です。

施福寺楼門

施福寺楼門

 

落ち着いて来たので出発します。途中、すれ違う参拝者が「こんにちは」と、ゼイゼイしながらこちらも返事を返します。

 

本当にキツイ!

それに鬱陶しい事が!

顔の周りを何やら虫が飛び、着いて来ます。

手で払ってもまた飛んで来る。

夏場は虫除けも必需品ですね。

施福寺山道2

 

一歩一歩、歩いていきます。

ベンチが有りました。助かります。

休憩していると、元気な人が通りすぎて行きます。

さあ、後もう少し頑張ります。

 

最後の階段を上がると施福寺の手水舎が見えました。到着です。途中の休憩を入れて40分。

とにかく、ベンチに座り水分補給。

施福寺手水舎

 

第四番札所 施福寺

 

施福寺の境内は大きくは有りません。しかし、本堂は歴史を感じさせます。

参拝をし、御朱印を頂きます。

まだ、四つのお寺を回っただけですが、それぞれのお寺の姿勢が違うもんだなと思います。

施福寺本堂

施福寺本堂

施福寺本堂

施福寺本堂

施福寺本堂

施福寺本堂

 

ゆっくりと休憩してから山を降りる事にします。

降り始めて、ちょっと異変が…。

登る時と違って、息が上がることは有りませんが、股関節に違和感が有ります。

痛くは無いのですが、明日あたり痛み出すのでは無いか心配になります。

施福寺展望台から

施福寺展望台から

 

ビックリの参拝者

 

出来るだけゆっくりと歩く様にします。

登りの様に休憩を取らなくても、歩けました。

トレッキングポールが有ると楽ですね。

 

楼門を過ぎた辺りで年配のカップルに「まだ、先ですか?」と、声をかけられ「まだまだ、ですよ」答えたんですが、女性の足元を見てビックリ!

ヒールが7cmくらいある「サンダル」を履いていたんです。

「それで上がると危険ですよ。行くんなら気を着けて!」と声をかけましたが、そのまま登って行きました。

マジでビックリしました。

 

やっと、降りて来ました。

槇尾山観光センターで休憩です。このまま走り出す勇気が有りません。

ラムネを注文し、中で飲ませてもらう事にしました。

壁に「冷やしあめ」の文字が!

これにした方が良かった。残念。

ラムネ

 

しばしの休憩の後に出発します。

この後、葛井寺に行く予定にしていたのですが、降りてくる途中でこれはヤバイ。

時間的には葛井寺まで行けますが、カラダをメンテナンスしなければ明日の仕事に影響が。

ちょっと、ふわふわした感じがするかなり疲労している様です。

と言う事で、葛井寺は次回にしスーパー銭湯で疲れを取る事にします。

松原天然温泉

 

温泉につかり帰宅したのは午後7時を回っておりました。

次回は本当にご近所の葛井寺です。
2017-07-17_08-31-42_573

 

10:50 出発

11:05 2りんかん

11:20
11:30 7イレブン
11:45
12:20 槙尾山観光センター
12:30
13:10 施福寺
13:30
14:00 槙尾山観光センター
14:30
13:45 松原天然温泉
18:50
19:15 帰宅

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西国三十三所 札所一覧

西国三十三所 地図

バイクで西国三十三所巡礼11(四番札所施福寺1)


第四番札所 槇尾山 施福寺

 

出発前にトラブルが!

今日は西国三十三所巡礼の最難関と言われる施福寺です。

相変わらず、早起きはしているんですが、ダラダラとしてしまい出発が遅れました。
結局10:30の出発と思ったら、スマホホルダーが!!!

スマホをホルダーに固定しようとしたら、グラグラする。バイクの振動で緩んで来たのかなと見ると、根元にひびが!!!

スマホをiPhone7plusに変えた為に、以前と同じ様に使っているとメーターが見えないので、新しいホルダーを変えなければならないと思っていた矢先です。
途中で2りんかんに寄って、新しいスマホホルダーを買おう!

2りんかんは直ぐです。
iPhone7plusに合うホルダーがあまり無い。
とりあえず安いホルダーでiPhone7plusが合うのが有ったので、それを購入し駐車場で取り付け。
欲しかったホルダーでは無いんですが、まあ、OKです。

スマホホルダー

スマホホルダー

スマホホルダー1

施福寺へは吉野方面へ行く時に使う国道309号線で行きます。富田林の新家交差点で国道170号線に入ります。いわゆる外環状と言われる国道です。
槇尾で府道228号線に入ります。ここからはかなりの山道です。
途中、車が対向出来ない場所もあります。
平日なので、車は多くは無いですが、土日は車も多くなるのでは無いでしょうか?

 

山道を歩く準備

この道のドン突きが施福寺への入り口です。
手前に駐車場が有るので停め、山を登る準備をします。

ライダージャケットはバイクのバッグに入れて、タオル、帽子を用意します。
施福寺まで行けば飲み物が買えると書いて有るサイトが有ったのですが、現在は買えません。
駐車場の向かいの「槇尾山観光センター」で必ず、飲み物を買っておきましょう。

施福寺が西国三十三所巡礼の最難関と言われるのは駐車場から山道をトレッキングの様に30分歩かなければならないからです。
もちろん、山なので高低差があります。
槇尾山観光センターで聞くと健脚な人で20分、普通の人で30分くらいかかる様です。

その為にここでもう一つ用意した秘密兵器の登場です!

「トレッキングポール」

トレッキングポール

トレッキングポール

私は1年半ほど前に膝を痛めた為に階段など山道を歩くと言うとちょっと考えてしまうんですね。
青岸渡寺も下から歩かずに熊野那智大社の駐車場まで行ってしまいました。

しかし、今回はそうは行きません。青岸渡寺では下で杖を借りれるようで、有ると無しでは大分違うようです。施福寺でも杖は用意されているので、使用した方が良いのではないでしょうか。

そこで今回はトレッキングポールをアマゾンで買っておきました。
有るのと無いのとではかなりの違うでしょう!山道を補助してくれます。
では、歩き始めます。

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西国三十三所 地図

バイクで西国三十三所巡礼 雑感1


休みの度にどこか走りに行こうと思いながらも、気が付けば昼を過ぎてしまって、結局1日何もせずに過ごしていた自分に焦燥感を感じていました。

 

初めは出不精な自分に外に出るきっかけとして「西国三十三所巡礼」を始め様と思った訳ですが、私の性格として、単なるスタンプラリーの様に御朱印だけを集めるのには抵抗がありました。

 

御朱印青岸渡寺

御朱印青岸渡寺

寺社は聖なる場所ですからきちんと参拝をしたいと思いました。もちろん、御朱印帳を購入し、お数珠、ロウソク、お線香も購入しました。

 

私は奈良生まれなので、普通の人達よりも寺社仏閣には親しんでおりましたが、お寺よりも神社に行くことの方が多かった様に思います。

 

青岸渡寺に参った時、何か自分の中で「?」と言う感覚がありました。具体的に「?」が何かは分かりませんでした。

青岸渡寺へは熊野那智大社に行った後、お参りしたので熊野那智大社と青岸渡寺の醸し出す空気の違いに違和感を感じたのでしょうか?

神社には初詣で行くのですが、意識してお寺には行った事が無いんではないか?

 

青岸渡寺

青岸渡寺

私は特定の宗教を信仰はしていませんが、どちらかと言うと神道寄りかなと思います。とは言え積極的に神社に行くと言うことはありません。

 

西国三十三所巡礼はバイクで出かけるきっかけ作りで始めましたが、青岸渡寺、金剛法寺、粉河寺を周り、きちんと参拝したいと考えていてもただ単に「行ってる」と言うことになっているんでは無いかと思ってしまいました。

 

それはなぜかと言うと、西国三十三所巡礼でお参りしている「観音様」を全く知ら無い事に気付いたからです。お釈迦様は知ってはいても観音様を詳しくは知りません。

仏教が身近にありながら仏教の事はあまり知らないんです。

 

粉河寺境内

粉河寺境内

宗教家になる訳でも無いので、詳しくは知らなくても、自分がお参りする観音様についてや仏教の基本的知識が有ってもいいのでは無いか?

実を言うと私の祖先は武蔵坊弁慶に使えた僧侶と聞いております。(事実かどうかは分かりません。)

そう言うこともあり、全く仏教に興味が無い訳ではありません。

気になる所もあり、仏教を少しでも理解をしようと本を買い読んでいる所です。

 

粉河寺庭園

粉河寺庭園

西国三十三所巡礼を終えると自分が変わると書いて有ったサイトが有りましたが、果たしてどうか?まだ、少ししか巡礼をしていませんが、実際にお寺にお参りしていると言葉には表現できないものを感じています。

 

西国三十三所巡礼をしてどのような心境の変化が訪れるかの為に雑感として記しておきます。