特別編 熊野速玉大社3


やっとわだかまりが取れました。

ちょっと早いですが、切符を買っておいた方が良さそうです。駅に向かいます。
駅で時刻表を見ると、10分ちょいで大阪行きのくろしおが出ます。15:40のくろしおで帰ろうと思っていたのですが、今なら14:18発のくろしおに乗れます。この後、どうしようかと思っていたので、ちょうど良いです。

窓口には2人並んでいます。切符を買い、飲み物とお土産を買っても間に合う。と、思って並んでいたのですが一番前の男性が窓口の女性に何やらややこしい事を言っているみたいで時間がかかっています。
改札の駅員がそれを察して切符がスムーズに買えるように、後ろの人に行き先などを紙に書いて渡してくれます。

切符は買えましたが、お土産を選んでいる時間が無く、飲み物だけを買って飛び乗りました。
座席に座った所で、電車が動き出しました。

 

ちなみ、くろしおでは車内に自販機も車内販売も無いので乗る前に買っておく必要が有ります。

途中、白浜駅で10分の停車。駅の売店やホームの自販機で買い物が出来る旨の放送が。その上、ホームの先頭に喫煙所が有ります。との放送も。

なぜか、停車をすると数人の人が列車の先頭に向かいます。そして、記念撮影。
先頭車両のフロントが「パンダ」。
気にしていませんでしたが、この列車はアドベンチャーワールドとJRのコラボ車両だったんです。ヘッドレストの布もパンダになっています。

行きの時は白浜で降りる人が多かったですが、時間が早い為か乗ってくる人はそんなに多くはありません。

そして和歌山。ここでは多くの人が乗って来ます。和歌山まで来れば天王寺まであと少しです。

往復9時間以上列車に揺られていました。滞在は約2時間。目的は熊野速玉大社への参拝だったんですが、列車に乗るのが目的のようになってしまいました。

これで心置き無く、西国三十三所巡礼を続けられます。

特別編 熊野速玉大社2


熊野速玉大社

ここから歩いて20分くらいに熊野速玉大社があります。
間も無く秋とは言えまだまだ暑い中、歩くと汗がじんわりと出て来ます。

正面に鳥居が見えて来ました。
熊野那智大社、熊野本宮大社は平日でもかなりの人が多かったのに熊野速玉大社は静かなもんです。神社は静かな方が神社の厳かな雰囲気を感じられます。

 

一礼をし、鳥居をくぐると木々の間から爽やかな風が吹いて来ます。
左手には御神木のナギの大樹があり、右手には宝物殿が有ります。

手水舎で清めてから神門をくぐります。
さすが熊野三山の一つです。立派な御神殿で、空気感が変わります。
拝殿で参拝し、納経帳を書いてもらいます。ここでは熊野速玉大社と神倉神社の御朱印が頂けます。

 

しばし境内をぶらりとした後はアーケードの通りを歩いて駅に戻りますが、シャター通りになっています。
新宮に限らず大阪でも昔流行ったであろう商店街はどこも寂しい状況です。

昼食は駅の横のお寿司屋さんで食べる事にします。南紀はマグロの本場なので私はマグロ丼(1,000円)を注文します。もちろん、生ビールも忘れてはいけません。バイクの時には出来ない昼食です。

 

マグロ丼が目の前に運ばれて来ました。思っていたより、マグロもごはんも少ないです。思わず、黒板に書いてあった岩ガキ(800円)を注文しました。

味は美味しいです。板さんの腕はいいようなので高くても良いのでマグロ大盛りなんてのがあれば最高ですね。
岩ガキもクリーミーでたまりません。夕食ならここでお酒を頼みたいところです。

ちょっと、酔ったのと歩き疲れで他の観光はする気が無くなってしまいました。と言うか元々、熊野速玉大社だけが目的だったのですが、あっという間に目的を果たしました。

新宮に着いた時に気になっていたものが駅前にあります。
明らかに場違いな中国的な門が建っています。行って見ると徐福公園と書いています。

 

徐福とは人の名前で秦の始皇帝の命で不老不死の霊薬を探し求めてここ熊野に来たそうです。その後、熊野に移り住み中国から農耕、漁法、捕鯨を伝えたと言われています。

ここで少し休憩です。ここでレンタサイクルも有るので、自転車を借り新宮を観光するのが正解かもしれません。

特別編 熊野速玉大社1


なぜ新宮まで?

今日はバイクでも無く、西国三十三所巡礼でもありませんが、特別編としてここに書きます。

そして!
新宮に来ました。

以前に青岸渡寺に来た時に青岸渡寺の横が熊野那智大社だったので参拝し、帰り道の途中にたまたま熊野本宮大社を見つけ参拝しました。

熊野那智大社、熊野本宮大社、熊野速玉大社で三社で熊野三山と言われます。
行く前には知らなかったのですが、熊野本宮大社で知りました。熊野本宮大社から熊野速玉大社まで戻る気力も無くそのまま帰りましたが、それ以降、熊野速玉大社にお参りをしなかったのが気にかかってなりませんでした。
ってなわけで、今回は電車で日帰りする事にしました。
バイクで日帰りは可能ですが、翌日に疲れが残るので電車にしました。

6:45にちょっと早めに自宅を出発して天王寺でくろしお1号7:59発に乗ります。

平日の朝の天王寺駅は人で一杯です。くろしおに乗り込んでも、ほぼ満席です。
平日でも観光のような乗客が多いようです。子供のはしゃぐ声が聞こえます。

和歌山を過ぎると振動が大きくなります。慣れるまでちょっと気分が悪くなりました。

白浜までは2時間と少しです。ここでほとんどの乗客が降ります。
私は白浜には行ったことがありませんが、温泉と海、アドベンチャーワールドが有るので家族全員、おじいちゃんおばあちゃんから子供までたのしめるのでしょう、

ここまで来ると約半分。
電車に揺られるのも疲れて来ました。

時折、海が見えます。空は良く晴れていますが、海は若干荒れています。土用波というやつです。
遠くの海は濃紺そして緑、手前に来ると茶色が入り海岸線では波が崩れて白く泡立っています。
遠くでは穏やかそうに見える海も、手前では荒々しく見えます。

 

海を見ていて気になったのが、座席のポケットには「津波が予想される場合のお願い」と言うリーフレットが有るのです。
東南海地震があれば海沿いを走る紀勢本線はひとたまりも無いでしょう。
そう言う目で周りの景色を見ていると怖くなって来ます。

紀伊勝浦、前回はここで宿を取りました。ここを過ぎるともう少しです。

11:53、定刻より4分オーバーで、新宮に到着しました。
駅前は閑散としています。活気は無いですね。

バイクで西国三十三所巡礼13(五番札所葛井寺)


本日は五番札所「葛井寺」です。

 

下道を走って自宅から30分もかかりません。

前回の施福寺の後にお参りに行こうとしていましたが、施福寺があまりにハードだった為に翌日に疲れを残さないように葛井寺に行くのをやめてゆっくりしました。

 

「葛井寺」これで「ふじいでら」とは読めませんでした。

藤井寺はもちろん知っていましたけど、「葛井寺」がもともととは知りませんでした。

奈良時代に葛井連(ふじいのむらじ)によって建立され、葛井連の葛井寺から藤井寺になったようですが、詳しくは調べて切れておりません。

 

葛井寺は近鉄南大阪線藤井寺駅から歩いて直ぐに有ります。今までとは違い街の中のお寺です。

私は大阪内環状を南に下り大和川を越えたところで大和川沿いに藤井寺を目指します。

 

20分少しで近くまで来たのですが、葛井寺専用駐車場が無くなっています。バイクが停めれないのでとりあえず葛井寺まで行って見ることにします。

 

ここからは道も狭くなり、しかも路面状態が良くありません。葛井寺の前まで来ましたが、バイクをどこに停めれば良いやら?どこか停めれる場所が無いかぐるぐると走り回りました。路地が狭く神経を使います。

ぐるぐると走り回りましたが、先ほども通った葛井寺の横の何も書いていない空き地に停めて葛井寺の方にここに停めて良いか聞きに走ります。

OKなようです。

これでゆっくり参拝できます。

周りは昔からの住宅街ですが、歴史のあるお寺なので街中でも大きいお寺です。

お参りをしてから、御朱印を頂きます。

葛井寺で珍しいのが、「西国三十三所お砂踏み」と言うのがあります。葛井寺の境内に西国三十三所の観音様が祀られています。それを全てお参りすると三十三所巡礼したのと同じと言う事です。

今の時代では「イヤイヤ、それは」と、思ってしまいますが、昔は巡礼なんて簡単に出来る訳もなく、この様な形で多くの人を救っていたんでしょうね。

藤井寺市は葛井寺以外にも古墳が有るので興味が有る方はそちらも行ってみてください。

私はそちらの興味よりも食への興味が出て来たので、昼食を食べに行きます。

 

何を選んだかと言うと「かすうどん」です。

最近まで知らなかったのですが、知り合いがかすうどん屋を初めて、それで初めて食べました。

 

かすうどんとは牛の油かすが入ったうどんで、油かすは南河内地方で昔からの食材です。

牛の小腸を細かく刻んだ物を油で揚げたもので、家庭ではそれをうどんに入れて食べていた様ですが、それをうどん屋として初めてメニューにしたのが、藤井寺に有る「加寿屋」と、言われています。

この近くなので行ってみたいと思います。

藤井寺インターチェンジからすぐの場所です。国道170号線から府道12号線に入ったら左手にあるのですが、加寿屋の建物の手前に大きな看板が立っている為に見過ごしてしまいそうになります。

加寿屋の横にブックオフ藤井寺店があるので、それを目印にしその駐車場にバイクを止めるとよいでしょう。

加寿屋は本当に小さなお店です。

かすうどんとおにぎりを注文します。平日のランチタイムはかすうどんを頼めばおにぎり、かやくごはん、白ごはんのどれかが無料サービスのようです。

あぶらかすと聞くとしつこいように思っていましたが、あっさりとしています。友人の店に比べるとうどんの麺がちょっと味が落ちます。でも、ここの加寿屋は本店で、20店以上店舗展開をされています。

 

お腹も満たされたところで、帰宅します。

加寿屋の前の道をそのまま西に走り、走りなれた国道309号線に入ると自宅まですぐです。

いつものことなのですが、大阪の道は渋滞が本当に多いです。何とかしてほしいといつも思っています。

 

次回は我がふるさと奈良のお寺を参ります。
 

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西国三十三所 札所一覧

西国三十三所 地図

バイクで西国三十三所巡礼12(四番札所施福寺2)


目指せ、施福寺

 

山道に入って直ぐにこんな看板が有りました。

実を言うと帰りに気がついたのですが、看板の横の石標に「八丁」と刻まれています。

途中にも後どのくらいか石標が有ります。

石票

石票

 

因みに「一丁」は109m、「八丁」なので872m。

1キロ有りません。

「1キロ無いやん。楽勝!」なんて、私は思いません。

成人男性の場合、1キロ歩くのに12分30秒(不動産法)。

「八丁」だと、約11分ですね。

それが30分かかるんです!

石票2

 

歩き始めて5分でわかりました。

心臓は「バクバク」、息は「ゼイゼイ」、汗は「じっとり」

普段、全く運動をしない小デブの私には「キツイ!」

ここまで来て、帰る訳にはいかない。我慢して歩きます。

施福寺

施福寺

 

何とか楼門まで辿り着きました。一礼し楼門をくぐります。

休憩所が!助かりました。心臓が落ち着くまで水分を摂り、休憩です。

施福寺楼門

施福寺楼門

 

落ち着いて来たので出発します。途中、すれ違う参拝者が「こんにちは」と、ゼイゼイしながらこちらも返事を返します。

 

本当にキツイ!

それに鬱陶しい事が!

顔の周りを何やら虫が飛び、着いて来ます。

手で払ってもまた飛んで来る。

夏場は虫除けも必需品ですね。

施福寺山道2

 

一歩一歩、歩いていきます。

ベンチが有りました。助かります。

休憩していると、元気な人が通りすぎて行きます。

さあ、後もう少し頑張ります。

 

最後の階段を上がると施福寺の手水舎が見えました。到着です。途中の休憩を入れて40分。

とにかく、ベンチに座り水分補給。

施福寺手水舎

 

第四番札所 施福寺

 

施福寺の境内は大きくは有りません。しかし、本堂は歴史を感じさせます。

参拝をし、御朱印を頂きます。

まだ、四つのお寺を回っただけですが、それぞれのお寺の姿勢が違うもんだなと思います。

施福寺本堂

施福寺本堂

施福寺本堂

施福寺本堂

施福寺本堂

施福寺本堂

 

ゆっくりと休憩してから山を降りる事にします。

降り始めて、ちょっと異変が…。

登る時と違って、息が上がることは有りませんが、股関節に違和感が有ります。

痛くは無いのですが、明日あたり痛み出すのでは無いか心配になります。

施福寺展望台から

施福寺展望台から

 

ビックリの参拝者

 

出来るだけゆっくりと歩く様にします。

登りの様に休憩を取らなくても、歩けました。

トレッキングポールが有ると楽ですね。

 

楼門を過ぎた辺りで年配のカップルに「まだ、先ですか?」と、声をかけられ「まだまだ、ですよ」答えたんですが、女性の足元を見てビックリ!

ヒールが7cmくらいある「サンダル」を履いていたんです。

「それで上がると危険ですよ。行くんなら気を着けて!」と声をかけましたが、そのまま登って行きました。

マジでビックリしました。

 

やっと、降りて来ました。

槇尾山観光センターで休憩です。このまま走り出す勇気が有りません。

ラムネを注文し、中で飲ませてもらう事にしました。

壁に「冷やしあめ」の文字が!

これにした方が良かった。残念。

ラムネ

 

しばしの休憩の後に出発します。

この後、葛井寺に行く予定にしていたのですが、降りてくる途中でこれはヤバイ。

時間的には葛井寺まで行けますが、カラダをメンテナンスしなければ明日の仕事に影響が。

ちょっと、ふわふわした感じがするかなり疲労している様です。

と言う事で、葛井寺は次回にしスーパー銭湯で疲れを取る事にします。

松原天然温泉

 

温泉につかり帰宅したのは午後7時を回っておりました。

次回は本当にご近所の葛井寺です。
2017-07-17_08-31-42_573

 

10:50 出発

11:05 2りんかん

11:20
11:30 7イレブン
11:45
12:20 槙尾山観光センター
12:30
13:10 施福寺
13:30
14:00 槙尾山観光センター
14:30
13:45 松原天然温泉
18:50
19:15 帰宅

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西国三十三所 札所一覧

西国三十三所 地図

バイクで西国三十三所巡礼11(四番札所施福寺1)


第四番札所 槇尾山 施福寺

 

出発前にトラブルが!

今日は西国三十三所巡礼の最難関と言われる施福寺です。

相変わらず、早起きはしているんですが、ダラダラとしてしまい出発が遅れました。
結局10:30の出発と思ったら、スマホホルダーが!!!

スマホをホルダーに固定しようとしたら、グラグラする。バイクの振動で緩んで来たのかなと見ると、根元にひびが!!!

スマホをiPhone7plusに変えた為に、以前と同じ様に使っているとメーターが見えないので、新しいホルダーを変えなければならないと思っていた矢先です。
途中で2りんかんに寄って、新しいスマホホルダーを買おう!

2りんかんは直ぐです。
iPhone7plusに合うホルダーがあまり無い。
とりあえず安いホルダーでiPhone7plusが合うのが有ったので、それを購入し駐車場で取り付け。
欲しかったホルダーでは無いんですが、まあ、OKです。

スマホホルダー

スマホホルダー

スマホホルダー1

施福寺へは吉野方面へ行く時に使う国道309号線で行きます。富田林の新家交差点で国道170号線に入ります。いわゆる外環状と言われる国道です。
槇尾で府道228号線に入ります。ここからはかなりの山道です。
途中、車が対向出来ない場所もあります。
平日なので、車は多くは無いですが、土日は車も多くなるのでは無いでしょうか?

 

山道を歩く準備

この道のドン突きが施福寺への入り口です。
手前に駐車場が有るので停め、山を登る準備をします。

ライダージャケットはバイクのバッグに入れて、タオル、帽子を用意します。
施福寺まで行けば飲み物が買えると書いて有るサイトが有ったのですが、現在は買えません。
駐車場の向かいの「槇尾山観光センター」で必ず、飲み物を買っておきましょう。

施福寺が西国三十三所巡礼の最難関と言われるのは駐車場から山道をトレッキングの様に30分歩かなければならないからです。
もちろん、山なので高低差があります。
槇尾山観光センターで聞くと健脚な人で20分、普通の人で30分くらいかかる様です。

その為にここでもう一つ用意した秘密兵器の登場です!

「トレッキングポール」

トレッキングポール

トレッキングポール

私は1年半ほど前に膝を痛めた為に階段など山道を歩くと言うとちょっと考えてしまうんですね。
青岸渡寺も下から歩かずに熊野那智大社の駐車場まで行ってしまいました。

しかし、今回はそうは行きません。青岸渡寺では下で杖を借りれるようで、有ると無しでは大分違うようです。施福寺でも杖は用意されているので、使用した方が良いのではないでしょうか。

そこで今回はトレッキングポールをアマゾンで買っておきました。
有るのと無いのとではかなりの違うでしょう!山道を補助してくれます。
では、歩き始めます。

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西国三十三所 札所一覧

西国三十三所 地図

バイクで西国三十三所巡礼 雑感1


休みの度にどこか走りに行こうと思いながらも、気が付けば昼を過ぎてしまって、結局1日何もせずに過ごしていた自分に焦燥感を感じていました。

 

初めは出不精な自分に外に出るきっかけとして「西国三十三所巡礼」を始め様と思った訳ですが、私の性格として、単なるスタンプラリーの様に御朱印だけを集めるのには抵抗がありました。

 

御朱印青岸渡寺

御朱印青岸渡寺

寺社は聖なる場所ですからきちんと参拝をしたいと思いました。もちろん、御朱印帳を購入し、お数珠、ロウソク、お線香も購入しました。

 

私は奈良生まれなので、普通の人達よりも寺社仏閣には親しんでおりましたが、お寺よりも神社に行くことの方が多かった様に思います。

 

青岸渡寺に参った時、何か自分の中で「?」と言う感覚がありました。具体的に「?」が何かは分かりませんでした。

青岸渡寺へは熊野那智大社に行った後、お参りしたので熊野那智大社と青岸渡寺の醸し出す空気の違いに違和感を感じたのでしょうか?

神社には初詣で行くのですが、意識してお寺には行った事が無いんではないか?

 

青岸渡寺

青岸渡寺

私は特定の宗教を信仰はしていませんが、どちらかと言うと神道寄りかなと思います。とは言え積極的に神社に行くと言うことはありません。

 

西国三十三所巡礼はバイクで出かけるきっかけ作りで始めましたが、青岸渡寺、金剛法寺、粉河寺を周り、きちんと参拝したいと考えていてもただ単に「行ってる」と言うことになっているんでは無いかと思ってしまいました。

 

それはなぜかと言うと、西国三十三所巡礼でお参りしている「観音様」を全く知ら無い事に気付いたからです。お釈迦様は知ってはいても観音様を詳しくは知りません。

仏教が身近にありながら仏教の事はあまり知らないんです。

 

粉河寺境内

粉河寺境内

宗教家になる訳でも無いので、詳しくは知らなくても、自分がお参りする観音様についてや仏教の基本的知識が有ってもいいのでは無いか?

実を言うと私の祖先は武蔵坊弁慶に使えた僧侶と聞いております。(事実かどうかは分かりません。)

そう言うこともあり、全く仏教に興味が無い訳ではありません。

気になる所もあり、仏教を少しでも理解をしようと本を買い読んでいる所です。

 

粉河寺庭園

粉河寺庭園

西国三十三所巡礼を終えると自分が変わると書いて有ったサイトが有りましたが、果たしてどうか?まだ、少ししか巡礼をしていませんが、実際にお寺にお参りしていると言葉には表現できないものを感じています。

 

西国三十三所巡礼をしてどのような心境の変化が訪れるかの為に雑感として記しておきます。

バイクで西国三十三所巡礼10(紀三井寺、粉河寺3)


お腹も満足したことなので三番札所の粉河寺へ向かいたいと思います。

粉河寺へは国道424号線で紀ノ川沿いに走ります。

まずは海南市に出て国道370号線に入ります。国道370号線をそのまま走り続けると高野山まで行くことが出来ますが、途中野上新橋西詰を左折します。

 

紀ノ川を渡りしばらくすると国道24号線に右折します。粉河交差点を左折するともうすぐ粉河寺です。

 

 

風猛山 粉河寺

天台宗系 粉河観音宗総本山

 

粉河寺の駐車場にバイクを停めたのですが、駐車料金は前にある土産物屋さんで払うようです。

土産物屋さんで声をかけるとバイクは無料という事です。駐車場は硬めの砂利です。注意しましょう。

粉河寺大門

粉河寺大門

粉河寺大門

粉河寺大門

粉河寺駐車場

粉河寺駐車場

 

かなり疲れて来ています。そんなに日差しが強くは無いですが、頭が火照っています。

土産物屋さんで冷やしあめを注文し一息つきます。

冷やしあめ

冷やしあめ

 

駐車場からは平坦な参道を歩いて本堂に行きます。着いた時間も3時頃だったので人が少なく、静寂のお寺は空気を清めてくれています。

粉河寺境内

粉河寺境内

 

本堂でお参りをし、御朱印を頂きます。

ベンチに座り、粉河寺の空気を感じます。この空気感を文字にする事は出来ません。

粉河寺手水舎

粉河寺手水舎

粉河寺中門

粉河寺中門

 

予定した時間ではこのお寺を感じる事は出来ません。

これからはもう少し時間をかけて予定を立てる事にしましょう。

粉河寺庭園

粉河寺庭園

粉河寺本堂

粉河寺本堂

 

これから国道480号線にて帰路に着きます。

ここからは国道170号線、国道309号線と走り帰りますが、早く帰りたいのでコンビニでちょっと休憩をとっただけで自宅まで帰りました。

粉河寺とW 800

粉河寺とW 800

粉河寺御朱印

粉河寺御朱印

 

走行距離 173km

27.8km/l

 

10:00 自宅

10:40 岸和田サービスエリア 11:05

11:55 金剛宝寺護国院(紀三井寺) 13:00

13:10 黒潮市場 14:15

15:20 粉河寺 16:15

18:00 自宅

 

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西国三十三所 札所一覧

西国三十三所 地図

バイクで西国三十三所巡礼9(紀三井寺、粉河寺2)


以前は紀ノ川サービスエリアで和歌山ラーメンを食べたので今回はおいしい海の幸を食べたいと思います。

 

さてどうするか?

良く関西のテレビでは放送されているのに私は行ったことが無かった「黒潮市場」(http://www.kuroshioichiba.co.jp/)に行ってみたいと思います。

 

先ほど曲がった紀三井寺の交差点まで戻り国道42号線を南に走ります。マリーナシティーの看板を右折し海を目指します。海に出たところで左折し海岸線をそのまま走ります。

橋を渡ったところが黒潮市場のあるマリーナシティーになります。マリーナやポルトヨーロッパ、温泉がありリゾート施設が集まっているようです。大阪からも近いのでデートには最適なのではないでしょうか?

和歌山海沿い

和歌山海沿い

 

黒潮市場

 

黒潮市場に到着です。

バイクは一番奥の駐車場を利用します。駐車場代は無料です。

黒潮市場駐車場

黒潮市場駐車場

 

和歌山の南紀はマグロで有名なのでここでも1日3回マグロの解体ショーが行われ、おいしいマグロが食べれます。おいしい海の幸が食べれるのはもとより、買って帰る事も出来ます。

黒潮市場

黒潮市場

食事もいろんな飲食店もありますが、バーベキューを楽しめる場所もあります。

マグロ解体ショー

マグロ解体ショー

 

私は丼屋さんで漁師丼と言うのを買って外のテラス席で食べます。漁師丼はマグロ、サーモンの刺身とイクラとシラスが入った丼です。でも、1850円!高いです!

複数で行けばバーベキューと言う手もあります。寿司や刺身を買ってシェアするのもアリです。

漁師丼

漁師丼

 

びっくりするのは外国人の多さです。関空が近いし美味しい海の幸が味わえるので、外国人観光客のスポットになっています。

 

隣の施設の紀ノ国フルーツ村でお土産を買います。ホント和歌山はフルーツ王国です。

西国三十三所 札所一覧

西国三十三所 地図

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バイクで西国三十三所巡礼8(紀三井寺、粉河寺1)


二番札所「金剛院護国寺(紀三井寺)」、三番札所「粉河寺」

 

バイクにいい季節が過ぎ梅雨に入ってしまいましたが、本当に梅雨かなと疑うような天気が続いています。

しかし、先週の休みに二番札所金剛宝寺護国院に行こうと思っていたのですが、天気が悪くあきらめました。

今日は天気が良いので行って見たいと思います。

 

岸和田サービスエリア

 

いつもの通り和歌山方面へは阪神高速から阪和道をわが愛車ダブ子を走らせます。

前回は岸和田サービスエリアへは水分補給のために寄っただけですぐに走り出しましたが、今回は中も見てみたいと思います。

前回紹介したとおり「タイガースミニショップ」があります。阪神ファンにはうれしいお土産になります。

関空が近いこともあり、外国人観光客の為の免税店もあります。

岸和田サービスエリア

岸和田サービスエリア

タイガースショップ

タイガースショップ

 

NEXCO西日本のホームページではレストランで食事をした人にはドリンクがサービスされるクーポンがありますので、食事を予定されている人は必見です。

 

岸和田は泉州と言われ、泉州は玉ねぎの名産でもあるので玉ねぎの天ぷら(さつま揚げ)が売っています。

一つ350円!高いですが買って見ましょう。注文すると温める為にあげてくれます。

感想は美味しいですが、中がまだ冷たかったのが残念。

天ぷら屋

天ぷら屋

天ぷら屋

天ぷら屋

 

夏場のお土産なら泉州水ナスが一番のお勧めです。包丁で切れ目を入れ手でちぎった(決して包丁で切ってはいけません)物にほんの少しの醤油。冷たいビールや良く冷えた吟醸酒には最高のパートナーです。

このサービスエリアで売っているのか確認をするのを忘れていました。

 

さて、一息ついたので和歌山を目指します。

青岸渡寺に行ったときは和歌山市を通り過ぎましたが、今回は和歌山ICを降ります。

 

国道24号線を南下すると和歌山城に向かいます。JRの線路を過ぎ、田中町の交差点を左折し国体道路に入ります。

そのまままっすぐ走ると国体道路が国道42号線になりますが、この国道が熊野街道です。金剛宝寺護国院へは紀三井寺交差点を左折すると間もなく金剛宝寺護国院です。

 

正面に楼門が見えてきますが、駐車場は手前を左折し細い路地を入ったところにあります。

紀三井寺門前

紀三井寺門前

紀三井寺楼門

紀三井寺楼門

 

駐車場の直ぐに裏門があります。その手前で駐車料金と参拝料350円を支払います。

 

駐車場から裏門を通り金剛宝寺護国院へ行く事が出来ますが、先ほどの楼門まで戻り、そのからお参りすることにします。

 

 

紀三井山金剛院護国寺(紀三井寺)

救世観音宗総本山

 

楼門をくぐると階段!!

グーグルマップを見ていると分かりませんが、かなり急な階段です。昨日、膝に違和感を感じていたのでちょっと不安になります。

紀三井寺階段

紀三井寺階段

 

紀三井寺(http://www.kimiidera.com/)とは紀州にある、三つの井戸(清浄水、楊柳水、吉祥水)が有るお寺なのでそう名づけられました。紀三井山・金剛宝寺護国院と呼ばれるより紀三井寺と呼ばれ、親しまれています。

紀三井寺清浄水

紀三井寺清浄水

紀三井寺楊柳水

紀三井寺楊柳水

 

階段の途中に清浄水、楊柳水があります。吉祥の水は後ほど。

階段を登りきると右手に木造の立像仏として日本一の大千手十一面観世音菩薩様が祀られた新仏殿が有り、今は無料で拝観できるようです。

紀三井寺新仏殿

紀三井寺新仏殿

新仏殿

新仏殿

 

お堂の反対側の本堂でお参りし、御朱印を頂きます。しかし、慌てたのが小銭を用意して無かったのです。マナーとして用意しなければなりませんね。

紀三井寺境内

紀三井寺境内

紀三井寺本堂

紀三井寺本堂

 

境内からは和歌山の街並み、海が一望出来ます。桜の時期には最高の展望になります。

紀三井寺境内から

紀三井寺境内から

 

先ほど上がって来た階段を下りますが、登って来た時と違い恐怖感があります。手すりをぎゅっと握りながら一段づつ降ります。

紀三井寺階段

紀三井寺階段

 

さて、吉祥の水は裏門から少し歩いた所にあります。住宅の裏か少し入った所です。

吉祥水

吉祥水

吉祥水

吉祥水

紫陽花

紫陽花

 

ニ番札所の紀三井寺はお参り出来ました。

次は昼食です。

紀三井寺御朱印

紀三井寺御朱印

西国三十三所 札所一覧

西国三十三所 地図

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バイクで西国三十三所巡礼7(青岸渡寺その5)


国道168号線を走っていると綺麗な町並みが出て来ました。

熊野本宮大社の門前町です。

寄る事にします。

 

12:00和歌山県世界遺産センターにバイクを停めてお参りします。

世界遺産センター

世界遺産センター

 

後悔しました。

那智三山は「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」「青岸渡寺」で、三ヶ所は寄ったのに熊野速玉大社には寄っていませんでした。

今から戻るわけにもいかず、もっと調べてから来れば良かったと後悔です。

32熊野本宮大社1 33熊野本宮大社階段

世界遺産登録もあって、人が多いですね。

ここでも御朱印を頂きました。

34熊野本宮大社拝殿への門 35御社殿

 

少しでも早く帰りたかったので参拝だけですが、門前町をぶらぶらするのもいいかも。

12:40さあ、出発です。

 

吉野の山の曲がりくねった道を走って行きます。

途中、バイパスもあるのですが、車がすれ違えない場所もあり疲れます。

 

道の駅「十津川郷」で休憩すれば良かったのですが、通り過ぎてしまいました。

それ以降、休憩出来そうな所がありません。

道端で休憩してもいいのですが、頑張って走ります。

 

大塔村に夢乃湯と言う温泉施設が有ったのでここで休憩、食事をします。13:55

39夢の湯 38シカ肉のジビエカレー

お腹が空いたので鹿肉のジビエカレー(900円)を注文。
カレーはちょっと甘めですが、お子様カレーではありません。
鹿肉はクセもなく柔らかく煮込まれています。

 

14:30ゆっくりと休憩をし出発です。

私はあまりスピードを出して走らないのですぐに後ろに車が着きます。

その度に横に寄り、車に先に行ってもらいます。

 

アップダウンのあるカーブを多く走っているとどうすれば、いかにスムーズに走れるか悩みます。

 

吉野の十津川村、大塔村を過ぎて五條市に入ります。

五條市に入ると町です。

15:30五條市のローソンに寄ったのですが、疲れも限界です。

バイクを停める時に足がスムーズに出ずに立ちゴケしそうになります。

ここまで来ればあと少し。

 

大阪に入ります。

千早赤阪村を走り、大阪の町中に入ります。

ここまで来ると、渋滞で信号にも引っかかります。

その度によろけてしまいます。

 

気力で走ります。

いつもの街並みが見えて来ました。

17:00もうすぐに自宅です。

 

自宅に帰る前に、いつものガソリンスタンドで給油します。

 

2日目は219km走行。

総走行距離約483km

1日目は5時間、2日目は参拝も合わせて8時間半

 

次の札所は和歌山市紀三井寺にある金剛宝寺です。

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バイクで西国三十三所巡礼6(青岸渡寺その4)


気持ちの良い朝です。

本日は青岸渡寺と熊野那智大社をお参りします。

8:30宿を出ます。

 

那智勝浦新宮道路を走ります。綺麗なバイパスです。

那智勝浦インターで県道46号線に入ります。

後、もう少しです。

 

しばらく走ると大門駐車場があります。

無料なので、ここにバイクを停めて歩いて参拝するのもありです。

しかし、時間が無いのと、昨年に膝を痛めたので熊野那智大社の駐車場まで行く事にします。

 

曲がりくねった道を登ります。

お土産もの屋さんや食堂や有料駐車場が軒を連ねています。

そこから、階段を登って行くのが一番多いパターンです。

私はそこを抜け、まだ走ります。

27青岸渡寺の門前町

青岸渡寺の門前町

 

おかしい?

どこで間違えた!

Uターンします。

 

那智山観光センターを過ぎて熊野那智大社の駐車場への道に入るのですが、そのまま那智山スカイラインに入っていた様です。ぼーっとしていた様です。

これで30分のロスです。

しかし、良かったのが那智山スカイラインに那智山見晴台があり、そこに寄れたのは良かった。

とにかく見晴らしがよくそこまで行く価値はあると思います。

 

9:30やっと着きました。

駐車料金は400円です。

駐車場のすぐ横の階段を登ると熊野那智大社です。

熊野那智大社階段

熊野那智大社階段

お参りをし、御朱印を頂きます。

初めての体験です。

今までは寺社に行っても気にしていませんでしたが、多くの人が御朱印を頂きに来ています。

熊野那智大社

熊野那智大社

 

この熊野那智大社は熊野三山の一つで熊野大社はサッカー日本代表のマークに使われている八咫烏(ヤタガラス)が祀られています。

18御縣彦社

御縣彦社

 

熊野那智大社のすぐ横は青岸渡寺です。

まずはお参りをします。

22青岸渡寺2

青岸渡寺

その後、西国三十三所巡礼の納経帳を購入します。(2,000円)

納経帳にはすでに御朱印が書かれており、日付を入れて貰うだけです。

43御朱印青岸渡寺

 

青岸渡寺の境内から那智の滝が見えます。

三重の塔から見える那智の滝を写真に納めたかったので、三重の塔まで行きます。

23青岸渡寺からの展望 25三重塔と那智の滝2

 

これで目的は果たしました。

10:20山を下ります。

 

途中、とれとれ市場でお土産を購入し、新宮を目指します。

新宮からは新宮川沿いに国道168号線を北上します。

 

道の駅「瀞峡街道・熊野川」で休憩です。

川が綺麗です。

道の駅瀞峡街道・熊野川 30瀞峡街道・熊野川 31熊野川河原

 

曲がりくねった道を吉野を目指します。

 

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バイクで西国三十三所巡礼5(青岸渡寺その3)


本日の宿泊は温泉民宿「小阪屋本館」です。

じゃらんでの評価が4.4なのでここにしました。

もちろん安いというのもあるのですが。

一泊二食で7,800円

マグロ料理が出て来てボリュームもある様です。

 

駐車場にバイクを停めて、チェックインします。

2015年1月にオープンしたので外観も内装も綺麗です。

1階に食堂と温泉があり、2階の客室に案内されます。

私は4.5畳の部屋を予約したのですが、6畳の部屋が空いているという事でそちらに案内されます。

客室も綺麗です。

民宿なので風呂トイレは共同です。

wifiも使えます。

 

部屋に入った後、宿に入る前に買ったビールを飲みます。

この宿の斜め前にもコンビニがあるので宿に入ってから買ってもいいですね。

 

一息ついた後には温泉に入ります。

温泉と言っても民宿なんで、いろんな浴槽があるわけではありません。

しかし、大きな浴槽でゆっくり足を伸ばせます。

一気に疲れが取れます。

 

お風呂の後は1階の食堂で食事です。

写真のものが以外にマグロのフライが付いて来ました。

マグロのたまごの煮付けは珍しく美味しかったですね。

もちろん刺身も美味しかった。

13小阪屋食事

 

食後は部屋に戻り、ちょっと一杯。

後は明日に備え寝るだけです。

 

が、敷き布団が薄い!

寝づらいですね。

それに廊下や1階の声がよく聞こえる。

ん〜。

 

朝を迎えました。

トンビの鳴き声がします。

朝食をとり、出発です。

 

食事の評価が高かったのですが、まあこんなものかな?

もうちょっとお金をかけずに努力が出来るんでは無いかと思います。

 

口コミにも書かれていますが、トイレが男女共有は今時無いですね。

安いから仕方が無いと思うだけです。

 

朝は8:30に出発です。

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西国三十三所 地図


西国三十三所 地図


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西国三十三所 札所一覧


 西国三十三所 札所一覧

 

 

第一番 青岸渡寺 如意輪観音 天台宗 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8
第二番 金剛宝寺 十一面観音 救世観音宗 和歌山県和歌山市紀三井寺1201
第三番 粉河寺 千手観音 粉河観音宗 和歌山県紀の川市粉河2787
第四番 施福寺 千手観音 天台宗 大阪府和泉市槇尾山町136
第五番 葛井寺 千手観音 真言宗御室派 大阪府藤井寺市藤井寺1-16-21
第六番 南法華寺 千手観音 真言宗(豊山系単立) 奈良県高市郡高取町壺阪3
第七番 岡寺 如意輪観音 真言宗豊山派 奈良県高市郡明日香村岡806
番外 法起院 真言宗豊山派 奈良県桜井市初瀬776
第八番 長谷寺 十一面観音 真言宗豊山派 奈良県桜井市初瀬731-1
第九番 南円堂 不空羂索観音 法相宗 奈良県奈良市登大路町48
第十番 三室戸寺 千手観音 本山修験宗 京都府宇治市菟道滋賀谷21
第十一番 上醍醐寺(准胝堂) 准胝観音 真言宗醍醐派 京都府京都市伏見区醍醐醍醐山1
第十二番 正法寺 千手観音 真言宗醍醐派 滋賀県大津市石山内畑町82
第十三番 石山寺 如意輪観音 東寺真言宗 滋賀県大津市石山寺1-1-1
第十四番 三井寺 如意輪観音 天台寺門宗 滋賀県大津市園城寺町246
番外 元慶寺 天台宗 京都府京都市山科区北花山河原町13
第十五番 今熊野観音寺 十一面観音 真言宗泉涌寺派 京都府京都市東山区泉涌寺山内町32
第十六番 清水寺 千手観音 北法相宗 京都府京都市東山区清水1丁目294
第十七番 六波羅蜜寺 十一面観音 真言宗智山派 京都府京都市東山区五条大和大路上ル東入2丁目轆轤町81-1
第十八番 頂法寺 如意輪観音 天台系単立 京都府京都市中京区六角東洞院西入堂之前町248
第十九番 行願寺 千手観音 天台宗 京都府京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町17
第二十番 善峯寺 千手観音 善峯観音宗(天台系単立) 京都府京都市西京区大原野小塩町1372
第二十一番 穴太寺 聖観音 天台宗 京都府亀岡市曽我部町穴太東ノ辻46
第二十二番 総持寺 千手観音 高野山真言宗 大阪府茨木市総持寺1-6-1
第二十三番 勝尾寺 千手観音 高野山真言宗 大阪府箕面市粟生間谷2914-1
第二十四番 中山寺 十一面観音 真言宗中山寺派 兵庫県宝塚市中山寺2-11-1
番外 花山院菩提寺 真言宗花山院派 兵庫県三田市尼寺352
第二十五番 播州清水寺 千手観音 天台宗 兵庫県加東市平木1194
第二十六番 一乗寺 聖観音 天台宗 兵庫県加西市坂本町821-17
第二十七番 圓教寺 如意輪観音 天台宗 兵庫県姫路市書写2968
第二十八番 成相寺 聖観音 真言宗(古義系単立) 京都府宮津市成相寺339
第二十九番 松尾寺 馬頭観音 真言宗醍醐派 京都府舞鶴市松尾532
第三十番 宝厳寺 千手観音 真言宗豊山派 滋賀県長浜市早崎町1664-1
第三十一番 長命寺 千手観音十一面観音

聖観音

単立 滋賀県近江八幡市長命寺町157
第三十二番 観音正寺 千手観音 単立(天台系) 滋賀県近江八幡市安土町石寺2
第三十三番 華厳寺 十一面観音 天台宗 岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積23

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バイクで西国三十三所巡礼4(青岸渡寺その2)


連休初日です。

日帰りするわけでは無いので、遅めの出発です。

 

11:25に家を出ました。

阪神高速から松原ジャンクションを通り阪和自動車道に入ります。

 

今日は久しぶりのバイクなんで緊張しています。

阪和自動車道を走っていると喉が渇いてきました。

喉が渇いても、バイクでは水を飲むことが出来ません。

紀ノ川サービスエリアで最初の休憩を取るつもりだったのですが、岸和田サービスエリアに寄ることにします。

02岸和田サービスエリア

 

岸和田サービスエリアでは水分補給の休憩です。

中には阪神タイガースの公認ショップや大阪らしいものが売っている様ですが、直ぐに出発です。

 

平日なので車も多くありません。

しかし、久しぶりのバイクなので、スピードを抑えて走ります。

しかし、また口の中が渇いてきました。

まだ、緊張しているんですね。

 

12:35紀ノ川サービスエリアに到着です。

06紀ノ川サービスエリア 03紀ノ川サービスエリア展望

 

紀ノ川サービスエリアは人気のサービスエリアなので多くの人がいます。

昼過ぎだから余計にですかね。

紀ノ川サービスエリアは和歌山の町を見渡せる景色にも人気があります。

 

ここで軽く食事をとります。

何にするか悩みます。いろんなものが売っています。

和歌山ラーメン(690円)にします。

07和歌山ラーメン

豚骨白濁系醤油スープに細麺。

和歌山ラーメンには早寿司を合わせるのがおすすめですが、今日はラーメンだけです。

濃くがあるのにあっさりとした味で細麺が合います。

 

30分ほど休憩し出発です。

和歌山市を過ぎると対向二車線になります。

ちょっと怖いですね。

 

次は印南パーキングエリアに13:55到着です。

まめに休憩を取る様にしています。ここは直ぐに出発です。

 

阪和自動車道から紀勢自動車道に入ります。

紀勢自動車道の終点まで行くと直ぐに道の駅すさみがあります。15:00到着です。

割と大きな道の駅で、新しいのか綺麗です。

30分ほどの休憩です。

08道の駅すさみ 09道の駅すさみ展望

 

ここから熊野街道を走ります。

海沿いの地道なのでスピードに気をつける様にします。

今までは直線的に走って来ましたが、海沿いなので道が曲がりくねっていて走り難いです。

 

本州最南端の潮岬がある串本を過ぎると、今まで南下して来ましたが今度は北上(北東)します。

ここまで来るともうすこしです。

 

16:45那智勝浦に到着です。

宿には18:00に到着と言っているので、勝浦港で写真を撮ります。

 

時間があるので、ガソリンを入れる事にします。

走行距離約240km、燃費は28.6km/l

普段町中をちょこまか走っているとリッター16km/lから18km/lなので驚異の燃費です。

 

これから宿に向かいます。

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バイクで西国三十三所巡礼3(第一番青岸渡寺その1)


3月にモーターサイクルショーに行きましたが、私のバイクの季節が始まりません。

2りんかんなどへの買い物でバイクに乗る事はあってもツーリングに行く気にはなれませんでした。
それではいけません。

やっと5月に連休が取れました。
計画の実行です。
バイクで西国三十三所巡礼です。

第一札所は青岸渡寺です。
グーグルで検索すると大阪から青岸渡寺まで片道約3時間半です。
休憩を入れると5時間くらいでは無いでしょうか?
そして、参拝入れると往復12時間は欲しい所です。

04紀ノ川サービスエリアW800

ネットで見ると日帰りで行く人も見られますが、私には無理です。
那智勝浦あたりで一泊する計画を立てましょう。

大阪から青岸渡寺へは2つのルートが検索できます。
阪和道から紀勢自動車道、海側から行くルートと奈良の吉野を通って行くルートです。
海側ルートは高速ですが大きく回るので距離があります。
山側ルートは距離は短いですが、山中の地道を走ります。
どちらも一長一短なので、行きは海側、帰りは山側を走れたらいいかと思います。
そして、宿泊は青岸渡寺に近い街で那智勝浦がいいのでは無いでしょうか?

これで大まかな計画が出来ました。
一泊二日で青岸渡寺だけ行くのはもったい無いです。
青岸渡寺と横にある熊野那智大社、那智の滝も見て見たいです。
青岸渡寺へは下の門前町から階段を登り参拝するのが多い様ですが、昨年に膝を痛めたので階段を登るのには不安があります。

青岸渡寺の駐車場へ直接行き、青岸渡寺と熊野那智大社を参拝し、那智の滝の入り口の駐車場バイクを停めるのがそんなに歩かなくていい様です。

宿泊は那智勝浦なので、豪勢な旅館、ホテルもありますが、私は安さで選びます。
素泊まりで食事は町中で食べるのもいいのですが、ネットで一泊二食で7,800円、評価もいい温泉民宿「小阪屋」に決めました。

後は休みを待つだけです。

 

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xena XXX6 電池交換 覚え書き


xenaのディスクロックアラームXX6のマニュアルを失くしてしまいました。

xenaのホームページを見てもわかりません。

ネットを見ても詳しく書いている人もいなかったので、自分の覚え書きとして電池の交換方法を書いておきます。
これは自分用なので、他の機種では違う場合があるかもしれませんのでご注意ください。

 

1 ディスクを挟む隙間へ専用工具を入れて、裏蓋をロックしているピンを矢印の方へずらしてロックを外す。

xena-xx6-1 xena-xx6-2

2 裏蓋を外したら、素早くアラーム本体をディスクロックから外して、電池を抜き取る。素早くしないとアラームが鳴る。

xena-xx6-3 xena-xx6-4

電池はカメラ用のCR2

バイクで西国三十三所巡礼2(西国三十三所)


バイクで西国三十三所巡礼を始めたわけですが、簡単に西国三十三所巡礼を説明します。
(詳しくはwiki又は西国三十三所巡礼の旅を参照して下さい。)

西国三十三所巡礼は関西の2府4県と岐阜県にある観音信仰のお寺を巡礼し信仰を確認、信仰する事です。
西国三十三所巡礼は青岸渡寺を第一札所とし、三十三所と番外、お礼参りのお寺を巡礼します。
三十三所で結願で番外、お礼参りをしなければならないと言う事ではない様です。

巡礼の際に御朱印を頂きます。
御朱印は本来、写経を納めた証として頂くものですが、お参りをして御朱印を頂くのが一般的になっています。
現在では御朱印を集めるのが趣味の一つとして流行っている様です。

私は特別、信仰があるわけでは無いですが、巡礼するからには最低限の事をしたいと思います。
スタンプラリーでは無いのですから。

御朱印はお寺でも神社でも頂くことが出来ます。
寺院の御朱印と神社の御朱印を一緒の納経帳に頂いてもいいのですが、断られる事もあるので分けます。
寺院でも宗派の違いで一緒にするのは避けた方がいい場合もある様です。

42御朱印熊野那智大社

後、スタンプラリーでは無いのですからきちんと参拝の仕方やマナーを理解しておく方が良いと思います。

で、私もアマゾンで納経帳を買いました。
寺院、神社の2冊。
そして、青岸渡寺にお参りをした時に西国三十三所巡礼用を購入する予定です。
私は平日が休みなので御朱印を頂くのそんなに時間はかからないと思いますが、土日だと結構待たされる様です。
青岸渡寺で納経帳を買うと前もって御朱印が書かれたものが用意されており、日付を書いてもらうだけなので早くできる様です。

40御朱印帳1

それからお寺にお参りするのですからお数珠。
お線香とろうそくを百均で買いました。
百均ではお線香、ろうそく、ライターを入れるケースもあったので一緒に買いました。

45数珠 46蝋燭線香

準備は整いましたが、一体いつになればスタート出来るのやらでした。
やっと、先日に青岸渡寺にお参りに行くことが出来ました。

 

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バイクで西国三十三所巡礼1(はじめに)


バイクの季節がやってきたにもかかわらず、全然ツーリングに行っていません。

と言うか、買い物に行く程度でほとんどバイクには乗っていませんでした。

 

アクションカメラの振動対策も全然できずに、そのままになってしまっています。

 

しかし、乗ってあげなければいけないとは考えているんですが、休みになるとゴロゴロしてしまって、気が付けば夕方。

そんな休日を過ごしていたのですが、久しぶりに連休が取れることになり、ここはなんとかツーリングに行かなければ!

 

去年から計画をしていたツーリングに出かけよう!

それはバイクで西国三十三所巡礼

 

26青岸渡寺

 

なぜ、バイクで西国三十三所巡礼なのか?

 

 

外に出ると言っても、ほとんど職場と家の往復だけ。

休みは家に籠りっぱなしでどこにも出かけず。

休みの度に今日はどこか行こうと思うのですが、朝は布団から出られず、気が付けば昼。

だらだらとテレビを見て、夕方に。

ちょっと精神的に病んできました。

 

何か出かけるきっかけを探していました。

 

そんな時、テレビで御朱印集めをしている人を特集していました。

私は奈良生まれなので、寺社仏閣は身近でしたが、寺社仏閣巡りをするほど興味があるわけではありません。

しかし、御朱印をネットで調べているときに西国三十三所巡礼を知りました。

関西のお寺三十三か所を回り、御朱印を頂く。

正確には三十三か所ではなく番外やお礼参りもあります。

いわゆる、四国のお遍路さんの関西版ですね。(罰当たりな表現申し訳ありません。)

 

バイクで西国三十三所巡礼をされている方もいるようで、私もやってみよう!

43御朱印青岸渡寺

 

と、考えたものの第一番札所が遠いんです。

第一番札所は「青岸渡寺」、場所は那智勝浦。

紀伊半島の最南端串本を通過したその先になります。

グーグルマップで検索すると3時間46分、休憩を入れると片道5時間はかかります。

往復で10時間、お参りや観光の時間を考えると12時間。

 

日帰りで行けなくは無いけど、次の日の仕事に差し支えるでしょう。

実際、日帰りで行っている人もいるけど私には無理。

って、事で 有耶無耶になっていました。

 

決して、止めたわけではありません。

形から入る私としては納経帳を買ったり、いろいろ調べていました。

そんなこんなでやっと第一札所「青岸渡寺」に行ってきましたので、西国三十三所巡礼とそのレポートをブログに書いてみたいと思います。

次回は簡単に西国巡礼と御朱印について書いてみます。

 

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