アンコ抜き3(削る位置を決める)


シートの生地を外す前にどの様なシートにするかイメージを考えておきましょう。

一度外したシートをバイクに戻し股がってみましょう。

ハンドルを持ちおしりを前へ後ろへ動かし、どこからどこまで削るか。そして、内股に当たる感じはどうか。両足を伸ばしたり、片足をステップに乗せると反対の足はどのぐらい着くか、様々なポジションを想定し削る部分を決めましょう。
4down

足付きが悪い場合はシートを低くすれば良いと思いがちですが、SR400のシートの様にフラットなシートの場合のみ内股の当たる部分だけ削っても足着きが良くなります。内股の当たる部分が一番重要です。
5inside

ウレタンスポンジに直接マジックで書き込んでも良いでしょう。

その書き込みを参考に定規で左右のズレが無いよう線を引きます。
2sheet
3scale

あまり低く削り過ぎてしまうと逆に座り心地が悪くなったり、おしりに伝わる振動がひどくなるようです。

削り過ぎてしまうと元に戻せませんので(戻せますが大変です。アンコ盛り)、最初は控えめにしましょう。

(このアンコ抜きの方法はブログ主の自己流なのでこれを参考にされる方は自己責任でしてください。)

アンコ抜き1(道具)
アンコ抜き2(シートの生地を外す)
アンコ抜き3(削る位置を決める)
アンコ抜き4(ウレタンスポンジを削る)
アンコ抜き5(ゲルシート、低反発ウレタン)
アンコ抜き6(シートの生地を張る)